2021年11月23日
メトロポリタン・トランジット・システム (MTS) 運営によるサンディエゴ・トロリー / オールドタウン~ラホヤ路線 (UCSDブルーライン) の11マイル延長工事が終了し、11月21日午前5時3分に試乗会が行われ、開業した9つの新駅に初停車した。
MTSはサンディエゴ郡内の10都市と非法人地域で3つのトロリー路線 (ブルーライン、グリーンライン、オレンジライン) を運営している。ブルーラインの延伸により、米国 / メキシコ国境~ダウンタウンSD~UCSD~UTC まで乗り換えなしで移動できるようになった。
新設9駅は、(Old Town 駅から北へ) Tecolote Road、Clairemont Drive、Balboa Avenue、Nobel Drive、VA Medical Center、UC San Diego Central Campus、UC San Diego Health La Jolla、Executive Drive、UTC (トランジットセンター)。
サンディエゴ市開発公社のサンディエゴ政府協会 (SANDAG) が計画したブルーラインの11マイル延長は、5年以上の歳月と20億ドル (約2,270億ドル) を超える費用をかけて完成した。
MTSの発表によると、トロリー全体の利用者数はパンデミック以前の65%まで回復した。
さらに、ブルーラインのダイレクトな接続を実現したことで、週末利用者は70%を超えると見込んでいる。
ブルーライン延伸部の地図や時刻表はMTSウェブサイト www.sdmts.com/schedules-real-time-maps-and-routes/trolley で確認できる。
*Picture:© Mikhail Pogosov / shutterstock.com
(2021年12月16日号掲載)