June 29, 2026

パドレス 宿敵ドジャースに今季初勝利 ブーレー投手、古巣撃破で6月ERA 1.71の快投

6/28/2026

petco park l▪️元ドジャースのエースが古巣撃破
6月26日夜、ペトコパークで行われたナショナルリーグ西地区の首位攻防戦で、パドレスがドジャースを7対1で下し、今季の対ドジャース戦初勝利を挙げた。先発マウンドに立ったのは、今年のオフシーズンに入団した元ドジャースのウォーカー・ブーレー投手 (31歳)。ドジャースのユニフォームで2度のワールドシリーズ制覇を成し遂げ、2024年のワールドシリーズ最終アウトも自ら記録したブーレーにとって、パドレスの一員として古巣に挑む初の一戦だった。結果は5回1/3を投げ3安打1失点・5奪三振という完璧な内容で、パドレスの4連勝に貢献した。

▪️タイ・フランス選手の本塁打が試合を決める
試合の流れを決定付けたのは2回表のマウキー・ベッツ (ドジャース) の本塁打で先制された直後の攻撃だった。パドレスのタイ・フランス一塁手がアウトカウント1、ランナー1・2塁の状況で左翼へ3ランホームランを放ち逆転。8回には4点を追加して試合を決定付けた。ブーレーはドジャース打線に74球しか投じながら要所を締め、ドジャースの監督デーブ・ロバーツは試合後「彼は投球スタイルを再構築した新しいピッチャーのようだ」と古巣の先発を称えた。

▪️シーズン後半へ向けた地区争いが激化
ただし翌27日の第2戦では立場が逆転した。ドジャース打線が6回に9点を奪う猛攻を見せ、15対3でパドレスを粉砕。6月28日の今季同一カード最終戦も含め、両チームは6月だけで計7試合を闘う過密日程となった。現在の順位はドジャースが53勝31敗でナショナルリーグ首位を独走し、パドレスは43勝38敗で9ゲーム差を追う形。7月末のトレードデッドラインを前に、両チームとも補強の動向が注目されている。

▪️ブーレー復活が投手陣に光
今季開幕当初はマイナー契約からスタートしたブーレーだが、6月の月間防御率1.71という驚異的な数字で、先発ローテーションの中核に定着した。2度のトミー・ジョン手術を経た31歳が「6回まで投げてブルペンに渡す」という新たなスタイルで復活を遂げており、パドレスにとってはシーズン前には想定外の収穫となっている。ブーレーは「ドジャースには恨みは全くない。ただ、全チームに勝ちたいし、特にこのライバルには勝ちたかった」と語り、パドレスの一員としての強い意欲を示した。

▪️シーズン折り返しでパドレスが抱える課題
一方で、パドレスはジョー・マズグローブ、ニック・ピヴェッタなど先発投手の故障者が続出しており、ブーレーへの依存度が高まっている状況だ。また打線でもマニー・マチャードが長いスランプから立ち直りつつある一方、エタン・サラス(捕手有望株)のIL入りなど懸念材料も残る。8月3日のトレードデッドラインに向けて、AJプレラー編成本部長がどのような補強を打つかが、プレーオフ争いの行方を左右しそうだ。

✳︎上の画像は AI が生成したイメージです。