10/30/2026
■週末の集会を中止し電話集会へ
11月3日(火)の中間選挙を目前に、トランプ大統領は10月29日、週末に予定していたカンザス州とアイオワ州での集会を取りやめた。
共和党全国委員会 (RNC) は代わりに、大統領が「72時間の全力疾走」として約20州で電話による集会(テレラリー)を行うと発表した。
対面の集会よりも全国の多くの有権者に語りかけられるというのが理由だ。
大統領は10月に25回の集会を開いたが、一時掲げていた30回超という目標には届かなかった。
■体調を問われ、いら立ちも
集会の中止をめぐっては、大統領の体調を気にする声も上がった。
大統領は最近、声がかすれ気味だ。
26日のミシシッピ州での集会では、毎日集会を開くために声帯があるわけではないと冗談を交えていた。
記者に健康上の理由で中止したのかと問われると、大統領はいら立ちを見せ、「カンザスに行く必要はないと感じている」と答えた。
■一転して集会を復活
ところが30日、フロリダ州デイトナビーチでの集会で、大統領はこれが中間選挙前の最後の集会になると思っていたと話した。
その上で、両州の共和党からの要望を受け、アイオワとカンザスでの週末の集会を復活させたと明らかにした。
関係者によると、両州の集会は追加された電話集会に合わせて日程が組み直されたという。
大統領はフロリダの支持者に、油断すると悪いことが起きると気を引き締めるよう訴えた。
■上下両院の多数派が焦点
今回の選挙では、下院の全435議席と上院の約3分の1が改選される。
現在、共和党は上院100議席中53議席、下院では218議席を握る。
ハーバード大学の選挙予測モデルは、民主党が下院の多数派を奪還する確率を94%と推定している。
上院ではサウスカロライナ、テキサス、カンザス、オハイオ、アイオワ、アラスカ、ミシガンなどで接戦が続く。
大統領は、民主党が両院で多数派となれば3度目の弾劾に動くのではないかと懸念を示している。
■期日前投票は前回を大きく上回る
AP通信の分析によると、期日前投票は前回の中間選挙を大きく上回るペースで進んでおり、上院の接戦州で特に伸びが目立つ。
メイン、ミシガン、ノースカロライナ、カンザスの各州では、4年前の同時期より30%以上増えた。
リンゼー・グラハム (Lindsey Graham) 上院議員が出馬するサウスカロライナ州では83%増となった。
手元のデータでは、期日前投票は民主党支持者が共和党支持者を上回っているという。
︎上の画像は AI が生成したイメージです。