レゴランド カリフォルニア、宇宙テーマ新エリア来年開業　20年ぶり新コースターは「史上最先端」

7/23/2025

カールスバッドのレゴランド・カリフォルニア・リゾートは、2026年初頭に宇宙をテーマにした新エリアを開業すると発表した。

目玉は屋内型ローラーコースターで、同園では約20年ぶりとなる新コースターとなる。園側はこれを「リゾート史上最も技術的に高度なアトラクション」と位置づけ、マーリン・マジック・メイキング (Merlin Magic Making) の世界的デザイナー・技術者チームとレゴグループが共同開発している。

新エリアにはこの屋内コースターに加え、宇宙テーマのライドがさらに2基、幼児向けの「ジュニア宇宙飛行士トレーニングゾーン」、そして宇宙をモチーフにした飲食・グッズ販売拠点 (“galactic grub and gear hub”) が設けられる。

入場は一般入園券およびすべての年間パスに含まれ、追加料金は不要。

この屋内コースターはフロリダのレゴランド・リゾートにも導入され、両リゾート史上最大となる単一投資額・総額9,000万ドル超 (約132億円超) のプロジェクトとされる。現在、新エリアはファンタウン (Fun Town) の新設ドライビングスクール向かいで建設が進められている。

新エリアの正式名称や各ライドの名称、正確な開業日などの詳細は、2026年のオープンが近づくにつれ段階的に公表される予定。プロジェクトの統括を務めるフローラ・リウ氏は「これは単なる革新的コースターの追加ではなく、レゴの無限の創造性と宇宙の驚異を融合させた “宇宙” そのものを家族で探検できる世界を作ったことに意義がある」と述べている。