7/13/2025
米大リーグ、パドレスは7月12日、本拠地ペトコ・パークでフィリーズと対戦し、5―4で競り勝った。
先発したダルビッシュ有投手(38)は4回2/3を83球、5安打4失点と勝敗は付かなかったが、球数を復帰戦の63球から+20球伸ばして右肘の状態に前進を示した。
日米通算204勝目は次戦以降に持ち越しとなった。
ダルビッシュは多彩な8球種にフォームや間合いの緩急を織り交ぜ、最速96.8マイル(約156キロ)を計測。
直球を抑え、シンカーとカーブで緩急・高低・左右を使い分ける投球で三回、四回を無失点で切り抜けた。
しかし1点をリードした五回、四球と安打で一死一、二塁の危機を招くと、二死満塁から左前への2点適時打を許して逆転を許し、勝利投手の権利まであとアウト1つで降板した。
打線はジャクソン・メリルの2本塁打などで計5得点を挙げ、六回に同点、七回に勝ち越しに成功。
八回は松井裕樹投手が2死一塁から救援し今季3ホールド目を記録、九回はエストラダが締めてチームは3連勝とした。
ダルビッシュは試合後、「前回よりフォームも球質も良く、80球を超えても肘は問題なかった。後半戦へ向け、調整点がより明確になった」と語り、復調への手応えを示した。
✳︎右上の画像は AI が生成したイメージです。