アメリカに来た頃、金を無心してくる無遠慮な panhandlers が怖かった。他人に金銭を要求するのは “自尊心を捨てた行為” であり、つまるところ “優しい強盗” に思えてならなかった。拒絶した場合の反応を考えると不安になり、いつもクオーター2~3枚を握らせていた。ましてや「恥の文化」の中で生きる日本人には、あり得ないはずの話 (?)。新幹線の乗客が「あの … 突然で申し訳ないのですが、千円ほど貸して頂けないでしょうか」と話しかけてきた。髪が少し乱れ、深い皺が刻まれた爺さん。道楽が過ぎて若い頃に離婚。絶縁状態の息子が死の床にあると知り、新幹線に飛び乗ったが、所持金がないことに気づいたという。唖然としている私をよそに身の上話が続く。疑念は残ったが、私の興味は千円を得ようとする必死の演技 (?) に向いていた。詐欺被害を覚悟で千円札を差し出し、返済の宛先を日本の母親の住所にした。窓越しに深々と頭を下げる老人。「オレも人が良い」と自嘲しながら改札口を出た。帰米して2週間後、母のもとに1通の手紙が届く。そこには息子の死に目に会えた喜びと感謝が綴られ、千円札も忍ばせてあった。爺さんのストーリーはウソかも。でも、あの見知らぬ老人は赤の他人の私との約束を守った。それこそが真実。 (SS)
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▽「もし復員できたら、家族のもとに」。第二次世界大戦下、シベリアの極限の飢えと寒さに苦しんだ父とその人は、頭髪と爪を交換した。戦友は約束を守り、祖母に 「遺品」 を届けてくれた。戦後丸3年が経って、父は復員。そんな悲しい約束があったことを忘れたくない。▽20年ぶりにぎっくり腰をやってしまった。最初の2日間はものすごい激痛で、寝返りも、座ることもできなかった。「これを機会に、運動を習慣化しよう」と自分に約束した。▽配偶者に先立たれた人なんて、世の中には沢山いる。でも、男やもめになった旦那の姿を想像すると、辛いものがある。「俺より早く逝ってはいけない♪」。若い頃の冗談めかした約束を守りたいと思うようになった。▽約束の時間よりいつも遅れてくるヒトがいる。ある研究によると、原因はその人のキャラにあるらしい。同時に複数のことをやりすぎる、のんびりした性格、体内時計が動いていない等々。ギリチョン行動が得意な自分も気をつけよう。▽「2度目の東京オリンピックを一緒に見ようね」。東京開催が決まった日、父とそんな約束をした。何と、その世紀の祭典が来年開催される。1964年と2020年の両方の大会を見られるのは、60歳〜90歳代。年々その人口が減ることに、一抹の寂しさを覚えるが、父の分までしっかり見たいと思う。 (NS)
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sheau-ching-san.gif 自分にできないことを「できる」と約束してほしくない! 約束したら、絶対守ってほしい! この世の中が変わってきたのか、私が“古い人間” になったせいなのか、最近、いい加減な人が増えてきたような気がする。年が明けてから1か月以上経ったが、我が家はソーラーパネルの設置、屋根、ペイントなど、大幅にいろいろな家関係の工事をいくつかの業者さんに頼んでいる。どの業者さんも基本的に良い仕事をしてくれているし、お願いしていることもきちんとやってくれているけど、来るという日に来ない、来ないはずの日に来る。。。。スケジュールがハンドルしにくいことが頻繁にあって、私も旦那もとても困っている。約束していたスケジュールがうまくいかない場合は、簡単にテキストひとつで知らせてくれればいいのに、それもできないのはなぜだろう??? 私には理解できない。もしかしたら 「約束」は「絶対」の意味じゃなく、ただの「予定」という “業界用語”?? これからももっと “業界用語” を理解しないといけないかも (笑)!   (S.C.C.N.)
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yoko うちの平日の日程は次の通りだ。7時半起床。私 → シャワーを浴び、身支度をする。子どもが前日の夜にお風呂に入っていない場合は、子どもたちにもシャワーを浴びさせる。夫 → 子供たちに朝ご飯を食べさせ、息子の歯磨き、着替えを手伝う。私 → 8時45分までに息子と家を出て、小学校に息子をドロップした後、出勤。夫 → お昼12時に娘をプリスクールに連れていく。3時に娘のお迎えに行き、4時40分に息子をピックアップ。3人で家に帰る。私 → 5時半に会社を出て、6時過ぎに帰宅。帰宅すると、家は散らかり放題、子供たちはタブレットを観て3人でだらだら〜。「一体、家に帰ってから今まで何をしていたの?(怒)」ということが多かった。だが最近、夫が子供たちと “夕方家に帰ったらすること” の約束事を作って実施している。家に帰ると、まず『お風呂』、それから『勉強』、その後『遊ぶ』。夕飯を食べ、歯磨き、ストーリータイムの後、夜8時半までに就寝。これは助かる! ぜひ、このまま続けてほしい。 (YA)
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reiko-san 約束を守る人、すばらしい。約束をいつもきちんと守る人がいると、それだけで、その人のすべてを信用したくなる。逆に、約束の時間にいつも遅れてくる人、やると言っていつまでたってもやってくれない人、貸したものをいっこうに返してくれない人などへの信頼度は一気に下降する。自分自身の今までを振り返ってみて、約束は比較的きちんと守ってきたとは思うのだが、それでも守れなかった約束もたくさんあるし、それが原因の苦い思い出もある。年を重ね、いろいろと失敗も重ね、最近は、簡単に人と約束を交わさないようにしている自分がいることに気がつく。できない約束なら最初からしないのだが、その時は絶対に守れると思ってした約束でも、守れないこともやはりあるのだ。相手が大丈夫だよと言ってくれても、こちらは申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまう。そういう状況になりたくないから、最初からちょっとでも無理がありそうな約束はしないようにしている。そして「多分無理だけど、できたらね」と、ものすごく曖昧な約束をすることも多い。でも、さすがにいつもこればかりだと、今でも少ない友人・知人がもっと少なくなっちゃうかな(汗) (RN)
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suzuko-san 「一生かけて君を幸せにする。約束する」。婚約や結婚の時に口から出されるこんな言葉の、なんとむなしいことか。これがもし、もし本当だったら、浮気も離婚も起こらないはず。そう、「約束は破られるためにある」のである。その言葉を発して、スターリンは日ソ中立条約を突然破ったという。国と国との約束事でさえ平気で破られるのだ。個人と個人の約束など、あってないようなものではないか。とは言え、この人間社会は時間やお金など、約束事だらけで成り立っている。私も過去に借金を依頼された際、借主は「何月何日までに必ず返しますから」と約束する。私はその言葉を信じてお金を貸す。ところが期限になってもなしのつぶて、ということが数回あった。時間の約束もしかり。100回待ち合せたら150回遅れるという喩えが出るほどの、遅れ癖がある人もいた。約束は破られるため … とはいえ、約束は破ることを前提にするのではなく、「守る」ことが大前提にあると思うのだ。約束が守られてこそ、信頼関係が成り立つというものである。事情や環境などが変わるにつれ、心や考えは変わる。それは否めないことである。故に変わった時は、誠意をもって、前もって相手にそれを伝える勇気と真摯さを持つこと。人間関係を保つためには不可欠なことだ。 (Belle)
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jinnno-san 年末、春日井市に帰ったとき、近所の林医院で初めて健康診断を受けた。心電図やら脈数やら採血したりだの、尿をコップに入れて小窓に置いたり (コレ分かる? 笑) だの。帰りに 「数日後に持ってきてね」 と “痰入れ” (← オエっ!) と “検便キット (2日分)” を渡された。翌日からニッポン国内お遊びの旅で1週間は医院に帰ってこれない、けどせっかく健康診断をしてくれるから、がんばって全うするよ!と誓い、痰入れと検便キットをバックパックに隠し入れ (恥ずかしいので 笑)、信濃特急で長野へ! 寒すぎてか、、、うXこでなーい (Deny 笑!)。お次は飛んで南国石垣島へ (笑)。暑すぎてか、、、うXこ、でた (笑) が ーー ! やっぱ自分ちじゃないと採取できん! 断念!(涙) なんやかんやで日本列島ざっと計算すると5,200Km、痰・便採取できず!(号泣) サンディエゴへ向かう朝、林医院に戻り 「取れませんでした、しかも検便キットなくしちゃったので (なくすか?) もう1セットください (くれた 笑)」。採取に成功したのは、、キットたちがプラス9,000Km移動してから〜!(笑)。(痰も難しい!)。林医院宛て郵便の中身を記入するのに、迷った結果 “Food” と書いてしまった、アハハ (あはは?笑) (税関殿、開けないほうが・・笑)。林先生、約束はウーンと守ったべ~ (爆!)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
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私は怒っている。簡単に約束を破る夫に。私は確実に守れる自信があることしか約束をしない。特に子供とは。大人相手でもしないけど。しかし私の夫は、簡単に子供たちと適当に約束をする。「明日は一日中一緒に遊ぶからな〜」「明日はお外でピクニックをしよう!」などなど、不確実な約束を簡単にしては、簡単に破る、もしくは理由をつけて無理矢理納得させる。子供たちは楽しい約束事は決して忘れず、本当に楽しみにしているのだ、そして、それが叶わなかった時のショックは、大人が思うよりずっとずっと大きいのだと思う。だから、私は絶対に守れる約束しか子供とはしないのだ。期待をさせてガッカリさせたくない。親として当然のことではないだろうか。それなのに大人が約束破ってどうする! これでこれから先、子供が約束を破ったときにちゃんと叱れるのか? 自分のことは棚に上げて・・と、言い返されるに違いない。ということで、今回は私の夫の約束破りのグチでした。すみません。 (SU)


(2019年2月16日号に掲載)