ユニークな「食べ方」 売りにNY進出
日本発の飲食店、立食や間仕切り席
2017年2月24日
立ち食いのステーキ店やカウンター席に間仕切りを設けたラーメン店 -- 。
ユニークな「食べ方」を売りにする日本の飲食店が相次いでニューヨークに進出している。
珍しさも手伝って出足好調だ。
外食大手ペッパーフードサービスは2月23日、立食のステーキ専門店「いきなり!ステーキ」の海外1号店を開いた。
価格は200グラムのサーロインを16ドル (約1,800円)、ヒレを22ドル (約2,500円)にそれぞれ設定した。
一瀬邦夫社長は「おいしいものを短時間で食べたい人は多いと思う。年内にニューヨークで10店を展開したい」と話す。
妻と来店したジェイコブ・ノバクさ ん(33) は「食べ終わるまで20~30分だから、立食でも疲れない」と話していた。
一方、豚骨ラーメン店を展開する一蘭 (福岡市) は昨年10月に米国1号店を開いた。
周囲を気にすることなくラーメンを食べられるようカウンター席には日本と同じように間仕切りを設けた。
開店当初は予想を上回る客が訪れた。
カウンター席も「面白いという声が多い」 (広報) とのことで、今後はさらに認知度を高めていきたいと話している。
(2017年3月16日号掲載)