報道されないファーストレディーの動静
メラニア夫人、ワシントン嫌いの憶測も
2017年2月4日
© Debby Wong |
トランプ新大統領が精力的な仕事ぶりで世間を騒がせる一方、息子バロン君 (10) の養育のためニューヨークに残るメラニア夫人の動静はほとんど聞こえてこない。
ホワイトハウスで大型イベントが控える中、「静かなるファーストレディー」がどんな役割を果たすのか、注目が集まっている。
2月1日、デラウェア州の空軍基地を訪れ、対テロ作戦で戦死した米兵の遺族らに弔意を表したトランプ氏。
だが、夫人の姿はなく、同行したのは娘のイバンカさんだった。
ネット上には大統領就任式で顔をしかめるメラニア夫人の写真が出回るなど、過度な注目を浴びる首都ワシントンでの暮らしを嫌っているとの臆測も流れる。
大統領夫人の主要スタッフは空席のままで、ようやくブッシュ政権に仕えたリンジー・レイノルズ氏を補佐官に起用することが発表された。
ホワイトハウスでは、全米の知事を集めた夕食会など、週明け以降、恒例行事がめじろ押し。
メラニア夫人にホスト役が務まるのか疑問視する声も上がる。
最近の世論調査では、国民に圧倒的な人気を誇ったオバマ前大統領のミシェル夫人の支持率が68%だったのに対し、メラニア夫人は37%。
発言も少なく、個性が分かりづらいのが原因だ。
(2017年2月16日号掲載)