元パドレスの守護神、野球殿堂入り

元パドレスの守護神、野球殿堂入り

遊撃手から投手に転向したホフマン氏

2018年1月26日

1993~2008年までの16年間、パドレスの “守護神” クローザーとして活躍したトレバー・ホフマン氏。

2010年に引退するまで601セーブを記録し、投手として金字塔を打ち立てた。

ヤンキースで歴代1位の通算652セーブを挙げたマリアノ・リベラ氏と双璧で、ナ・リーグ最優秀救援投手賞は「トレバー・ホフマン賞」と自身の名が付いている。

だが、栄光への道のりは順風満帆ではなかった。

生後すぐに病気で腎臓を一つ摘出する手術を受け、医師から激しいスポーツを止められた。

マイナー時代は遊撃手。

打撃不振に悩んだ末、肩が強かったことで投手に転向する。

最大の武器はチェンジアップ。

速球と変わらない腕の振りから絶妙の制球力で強打者を翻弄した。

「体の準備のためにも頭を整理するためにも、試合前にたくさん走ることが必要だった」と努力を惜しまなかった。

サンディエゴのホームで登板する際にはテーマ曲の 「ヘルズ・ベルズ (地獄の鐘)」が鳴り響いた。

同僚だった大塚晶文氏は同じ救援投手として尊敬し、日本代表で出場した2006年ワールド・ベースボール・クラシック (WBC) でこの曲を使用し、サンディエゴでの決勝で胴上げ投手となった。


(2018年2月16日号掲載)