『全米日本研究セミナー』今年もSDSUで開催
日本のことを全く勉強したことのない大学教員を対象にしたプログラム
SDSU副学長 Dr. Norah Shultz(左) Dr. David Kinkela (SUNY Fredonia) |
SDSU学長 Dr. Adela de la Torre(左) AAASCU代表 Ms. Jody Dizon |
今年もアメリカ州立大学連合主催による『全米日本研究セミナー』が、サンディエゴ州立大学 (SDSU)で6月3日より16日まで開催された。
SDSUは共催。
このセミナーは、日本のことを全く勉強したことのない大学教員を対象にしたプログラムで、将来、何らかの形で日本のことを紹介したいと考えている教授が勤務先の学長推薦を受けて応募するもの。
今年は、全米各地から選抜された13名が参加した。
開会式をシュルツ副学長主催、レセプションをデラトーレ学長主催、というように大学側も積極的に支援した。
ロサンゼルスの日本政府機関も支援の手を惜しまず、日本国総領事館の千葉明総領事及び国際交流基金の原秀樹所長が発表をし、レセプションに出席した。
ビジネス界からは、京セラインターナショナルのジェイ・スコービー (Jay Scovie) 広報部長の発表があった。
今年も特別昼食会のスポンサーは、Dr. Dan McLeodだった。
また、今年の基調講演は、著名な社会文化人類学者である早稲田大学のグレンダ・ロバーツ教授(Prof. Glenda Roberts)が行った。
大学、日本政府、ビジネス界、コミュニティーの参加と支援を受け、今回も単なるアカデミックなプログラムに留まらず、多彩で充実した内容となり盛会だった。
・American Association of State Colleges and Universities
www.aascu.org
・San Diego State University
Dr. Yoshiko Higurashi (日暮嘉子教授)
619-594-1005
(2019年7月1日号掲載)