表千家茶道
ガルシア宗繁教授社中初釜で新春を寿ぐ
表千家茶道クラス サンディエゴ「四季の会」では、去る1月12日(土)、ガルシア宗繁教授の茶室にて新春を寿ぐ「初釜」を催しました。
茶庭にはお正月らしく松飾り、八畳の茶室の床の間には和敬清寂のお軸を掲げ、丸三宝にはお重ねを飾り、周参見宗早さんによって池ノ坊の花器にお正月にふさわしい大作が生けられました。
びわ台には羽子板とお祝いの扇子を飾りました。
炉縁は里柿合塗の「四季草花」、釜は「松竹梅地紋」の丸釜。
水差しは青磁捻梅、茶入は表千家七代、如心斎「好」の阿古陀、お仕服は「如心玉金襴」、濃茶は「彩雲」、島台茶碗「長入作」。
主菓子は「練り切りまんじゅう」。
濃茶席では島台茶碗にて、亭主、カラム宗礼さんのお点前にて一同が順服。
厳粛な雰囲気のもとにて終了。
続いて薄茶の席では、デビット君とガブリエラさんを囲み、宗心宗匠作のお茶碗にて、カムラ宗礼さんがお薄を点て、一同が順服しました。
薄茶は「三友の白」を使用。
続いて持ち寄りの点心に入りました。
宗繁教授はお雑煮とおせち料理、宗早さんはお寿司、宗礼さんと宗弘さん達は野菜のお煮付け。
一同はデラックスのお料理を囲み、賑やかなお正月気分を味わいました。
点心終了後は、ゲームで盛り上がり、和やかに初釜を終了しました。
表千家茶道クラス「四季の会」
教授 ガルシア繁子(宗繁)
phone: 619-267-3555
(2019年2月16日号掲載)