『全米日本研究セミナー』今年もSDSUで開催
大学、日本政府、ビジネス界、コミュニティーの支援を受け、盛会裏に終了
AASCU代表Ms. Jody Dixon とSDSU Provost Dr. Joseph F. Johnson Jr | SDSU副学長 Dr. Norah P. ShultzとDr. Michael Boynton (Jacksonville State U.) |
今年もアメリカ州立大学連合 (American Association for State Colleges and Universities, AASCU) 主催による『全米日本研究セミナー』が、サンディエゴ州立大学 (SDSU)で6月4日より17日まで開催された。
SDSUは共催。
このセミナーは、日本のことを全く勉強したことのない大学教員を対象にしたプログラムで、将来、何らかの形で日本のことを紹介したいと考えている教授が勤務先の学長推薦を受けて応募するもの。
今年は、全米各地から選抜された13名が参加した。
開会式をシュルツ副学長主催、レセプションをジョンソン副学長主催、というように大学側も積極的に支援した。
ロサンゼルスの日本政府機関も支援の手を惜しまず、下記の3機関の代表が発表をし、レセプションに出席した。
・日本国総領事館(萩原真由 文化広報担当領事)
・国際交流基金(石井晋平 次長)
・日本貿易振興機構/ジェトロ(浅井康孝 次長)
ビジネス界からは、京セラ・インターナショナルのジェイ・スコビー (Jay Scovie) 広報部長、APAX Miraiのマーク・オーウェン(Mark Owen)社長の発表があった。
今年も特別昼食会のスポンサーは、Dr. Dan McLeodだった。
また、今年の基調講演は、マサチューセッツ工科大学のイーアン・コンドリー教授(Prof. Ian Condry)が行った。
教授は、著作が数冊日本語にも翻訳されているヒップホップ音楽研究の第一人者。
大学、日本政府、ビジネス界、コミュニティーの参加と支援を受け、今回も単なるアカデミックなプログラムに留まらず、多彩で充実した内容となり盛会だった。
・American Association of State Colleges and Universities (AASCU)
www.aascu.org
・San Diego State University
Dr. Yoshiko Higurashi (日暮嘉子教授)
phone: 619-594-1005
E-mail:
(2018年7月1日号掲載)