Saturday, 20 April 2024

「いちごピン」となって日本に里帰り

「いちごピン」となって日本に里帰り!イベントでお披露目販売!

「シニアビレッジさくら」の皆さまに、心からお礼申し上げます!

去る5月27日(日)正午より午後5時まで、東京新宿東口のモア四番街で、復興応援イベント「一万人参加! 新宿からエール!2018」が開催されました。

今年で2回目となるこのイベントは、「美味しいもん! 食べて、広めて、東北・九州応援!」をテーマに、新宿駅前振興組合と一般社団法人ハースとの共催で行われたもので、当日は天気にも恵まれ、多くの来場者で賑わいました。

会場には、熊本や東北の美味しいもんや物産が勢ぞろい。

また、塩害で被害を受けたいちごを新たに「高設ベンチ方式」で復活させた宮城県亘理町から4トントラックで運ばれて来た 大きな「いちご畑」が出現して、新宿のド真ん中で子ども達がいちご狩りを楽しみました。

戦後の焼け野原から復興をとげて大都会となった新宿は、国産いちご「福羽いちご」のふるさとでもあり、今年は、サンディエゴの「シニアビレッジさくら」の「水曜会」に集う皆さんが作ったたくさんの「いちごピン」もお披露目販売されて、イベントに彩りを添えました。

その昔、日本から子ども用の着物として太平洋を渡った赤い布地が、「いちごピン」となってサンディエゴから日本に里帰りしました。

イベント中は、冷凍いちごと炭酸水を使った「ハッピーベリー泡いちご1,000人で乾杯」も行われ、また、ステージでは、大抽選会や、チアリーディング、ライブミュージック、コーラスなども披露されて、会場は終始熱気に包まれ大盛況の一日となりました。

一般社団法人ハース代表の横畠文美さんは次のように話しています。

「当団体では、2016年から美味しいもん委員会を立ち上げ、東北や熊本の応援を行っています。

この度は 『いちごピン』の製作ありがとうございました。

ご協力いただきました 「シニアビレッジさくら」の「水曜会」の皆さまに心からお礼申し上げます。

売上金は全額、復興支援金として亘理町に寄付いたします。

今年の12月、亘理町の冷凍いちごを日本各地の養護施設にクリスマスプレゼントとしてお届けいたします。

当団体では、これからも、東北や熊本、日本中、世界中のがんばっている人に、大きなエールを送り続けます」。

 



(2018年6月16日号掲載)