(*食事中の方は内容ご注意。あしからず) 小学校時代の聴力検査。「ピッ」 という短音と 「ピー」 という長音に強弱をつけながら発信し、 微弱音をどこまで聞き分けられるかをテスト。発信音は電気的な振動としてオシロスコープのスクリーンに表示され、児童たちの反応を見て聴力が判定される。私の右耳は何も聞き取れず、スクリーンの前に来るように言われた。短い音は「点」、長い音は 「線」として点滅される画面を見ても何も聞こえず、右耳は 「重度の難聴」 と判断された。専門病院で点と線のスクリーンによる再検査が行われた。 やはり私の右耳は音をキャッチできない。元気をなくした私に、耳鼻科の先生が笑いながら「耳垢だよ」 と告げる。私の耳垢は “湯葉タイプ ” で、皮膚が線状に薄く剥けて耳の穴に詰まり、全体に膜のように固まる 「耳垢栓塞」 となり、聞こえなくなった。右耳に用液が注入され、固まった大量の耳垢をふやかし、10分後に 洗い流されると、柔らかくなった耳垢が出るわ、出るわ。歓声を上げて看護士さんたちも見ていた (恥ずかしい!)。耳穴が開通した右耳の集音力は凄まじかった。病院の廊下を歩くだけで、耳の中でカショーン! カショーン! という大音響が弾け飛ぶ。全快を喜んでくれた母親の声も、ものスゴくやかましかった・・・。  (SS)
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▽東京都心をグルリと回っている山手線には、出発点も終点もないと思っていたら「出発点は品川で、終点は田端」と、会社の先輩が教えてくれたことがあった。残りの田端〜東京は東北本線や東海道本線の路線で、山手線は複数の路線の集合体とのことだ。来年は、田町―品川に「高輪ゲートウェイ」という駅が誕生する。将来、羽田空港からの電車が止まるようになるらしい。新しい点がまたひとつ増える。▽日本の鉄道は便利だ。都会では、どこへでも電車で行ける。「点」の駅を鉄道の「線」がつないでいる。でも、田舎では暮らし方が異なる。福島の実家では、車が必需品。電車で2時間のところも30分で行けたりする。都会人には理解できない快適さがある。同じようにアメリカも交通手段は車。「点と線」ではなく、縦横無尽に行き交う「面」によって経済圏や生活圏が成り立っている。▽某大学の卒業式で行われた スティーブ ジョブズのスピーチが好きだ。「点と点を最初から結ぶのはむずかしい。振り返ったときに初めて、点と点を結んでいた線が見える。だから、一見無関係に見える点もいずれは、自分の人生の中で大きな線でつながれることを信じなくてはいけません」。あらゆる経験は、決して無駄にはならない。点と点をつなげて線にするために、目の前のことに本気になって、「今」 を精一杯生きたいと思う。 (NS)
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sheau-ching-san.gif 新宿の草間彌生美術館は2017年10月1日にオープンした! いつか日本の芸術家、草間彌生さんの作品を見に行ってみたい! この美術館には、世界平和と人間愛というメッセージを広く世界に伝えるコレクションが展示されているらしい。昨年のアジアンフィルム・フェスティバル (SDAFF) で初めて草間さんのドキュメンタリーを観た。彼女の細やかさ、強い意志、一つ一つの水玉の点が線となり、それが絵になり、色の鮮やかさで素晴らしい作品になっているのに本当に感動した! ドキュメンタリーによると、幼い頃から悩まされていた幻覚や幻聴から逃れるために、絵を描き始めたらしい。本物のアーティストって、普通の私たちの脳の働き方、物事の見方、感じ方が全然違うよね。草間さんの幻覚や幻聴に感謝。この世の中に素晴らしい色をつける草間さんに感謝。あのドキュメンタリーを観た後、水玉に何故か不思議な愛情を持つようになった! 私って、とても影響されやすいタイプかも。。。笑。 (S.C.C.N.)
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yoko 「点と線」と言えば、星空観察。小学校のころ、理科の授業で使った星座盤。当時の私には「???」で、星座の見つけ方がよく分からなかった。星座盤では、点と点が線で繋がっていろいろな星座の形になっているのに、実際に夜空を見上げると、つなぎの線がなく、星の点々しか見当らない(当たり前)! 「北斗七星はあれだよ」と言われても、「え?どれ??」と思っていた。成長するうちに分かってきて、秋の「カシオペア座」と冬の「オリオン座」が見つけやすくて好きだった。星空観察にハマったのはサンディエゴに来てからだ。アートカレッジの自由プロジェクトで天体観測をモチーフにした卓上カレンダーを作った。制作に当たり、リサーチする内に興味を持った。友人とパロマーマウンテンへ見に行った流星群は壮観で感動した。星空観察にハマっていたころは、友人と夜空ばかり見上げていた。北斗七星、はくちょう座、ペガスス、カシオペア、オリオン、シリウス…、2人で見つける度に嬉しかった。今度は子供たちと一緒に見つけたいと思う。 (YA)
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reiko-san 「点と線」といえばモールス信号。点と線を組み合わせて、アルファベット、数字などを表現するモールス符号を使って交信する。(正しくは、短点、長点というらしいが)例えば、Aは「・ー」、Bは「ー・・・」といった感じ。映画『崖の上のポニョ』の中で、宗介と母親が、船に乗った父親と光を点滅させてモールス信号でやりとりをしている場面が出てくる。なんとも面白い会話の方法に感激した。改めてモールス信号について調べてみると、これは習得したらいつかどこかで役に立つかもしれないと思い始めた。なんらかの事情で、言葉やテキストでの会話ができなくなった時の最終手段になりうるかもしれない?あ〜でも、送信機や、宗介たちが使っていたようなライトがいるか。しかも、信号を送っても相手がモールス符号を習得していないと無意味だし。考えれば考えるほど、せっかく覚えても、実用的ではない気がしてきた。利用法として考えられるのは、娘と一緒に覚えて、秘密の会話をして遊ぶってことくらいかな。自分で作った記号をアルファベット表にして、文章を作って遊ぶのが好きな娘なら、このモールス符号表に興味を示すかもしれない。私にとっては、頭の老化現象を食い止めるためのエクササイズとして有効かもしれない。あとで娘に提案してみよう。 (RN)
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suzuko-san 「点と線」と言えば、間違いなく松本清張の長編推理小説、2つの死体(点) がつながって線になるという筋の『点と線』が真っ先に思い浮かぶ。死体でなくても、地球上の各人間を点とすると、地球上に約75億の点があることになる。それらが家族なり、学校なり、会社なり、友情なり、愛情なりでつながると線になる。そんな中、人は何十本、何百本の線でつながり生きているのだろう? 今はインターネットのおかげで、以前より遥かに多い線を持ち得ていると、容易に想像できる。私もかつて、皆がコンピューターを持つ時代ではなかった30年近く前に知り合った、3人のハンサム・ドイツ人と、現在も二重線でつながっている話をしよう。彼らとはタイのプーケットからピーピー島に向かう船上で知り合った。最終目的地がクラビ経由コサムイということで、意気投合。私の大好きな島、コサムイには私の方が一足先に着いて、後日彼らがやって来た! そして若い彼らと日本人お姉さんという4人で泳いだり、夕食を一緒にしたりと、コサムイでの時間を楽しんだ。 その後、私はこの地に移住したが、彼らがサンディエゴに来たり、私がドイツを訪ねたり…。単なる点であった個人が立派に線となって今も連綿とつながっている。線=繋がりの構図のなんと素晴らしいことか! (Belle)
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jinnno-san このコーナーにどれだけの期間携わっているのだろう。たぶん小学生が高校生に成長しているくらいは、参加してると予想している。あー!わたしの姪っ子が満星だけだったのに、那月、彩雲と増加し、ペンネームに飽きてきたわたしは、一番年上の姪のりさ子をついに採用。りさ子は社会人だし、満星は来年大学受験!? 姪っ子はサンディエゴにいないし、バレないだろうとヤツラの話をこの場によく登場させたなぁ。でも一番登場しているのは自分(笑)。まぁわたしの話なんて、だっれも気にしてないし、つまんないし読んでねぇーだろう、と。小学生が高校生になるくらい参加しているのに、未だにそう思いながら書いていてー、で、普段自分の身に起こることをそのまま書いてー、周りにも同じことを話していてー、そうするとどうなるかと言うとー、とっきどき(ときどきよ)その話している相手の方に“あーー!あーた、満星+なんちゃらなんちゃらのオバでしょう!”と指摘されることが、あーる(笑)。まさにその方たちにしてみれば、点と点が結ばれちゃった=線=あたい=このコーナーの人(笑)。これからは何を書くか、気をつけ・・・ないと…。姪の名前をシャッフルして遊んでいるの気づきました?←どーでもいい(笑)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
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えー、点と線…。うーん?いや、何書いていいのか全然浮かばない。これはヤバい。仕方がないのでググってみましたが、松本清張の長編推理小説『点と線』ばかり出てくる。見た事ないし〜(泣)。どうしようかな〜、そういえば高校時代の担任の先生が描いていた点描を思い出した。普通によくいるおじさんの美術の先生だったが、絵はメルヘンチックで繊細な絵を描いていたのを記憶している。先生元気だろうか?それはさておき、この点描法、線を使わずに点や非常に短いタッチで描く絵画技法の一つ。昔から細かい作業が好きな私は、時々この方法で絵を描いたりもしていた。点描画は細かいタッチで、ひたすら無になって描くので、考え事で頭がいっぱいなときにやると、現実逃避できて良い。さすがに、今は現実逃避している場合ではないが、若い方ならやってみるのもおすすめ。絵が苦手な人でも色んなカラーを使って好きなカタチや模様を描いていくと、意外と素敵な絵が仕上がりますよ。 (SU)


(2019年6月16日号に掲載)