モネ 睡蓮画

Reflections on Monet
モネ 睡蓮画


印象派の巨匠が捉えた自然美の深さ
水面反射の外光が伝える大気の変化

印象派の巨匠クロード・モネ (1840-1926) は後半生を過ごしたジヴェルニー村で約250枚の睡蓮画を残した。

モネの興味は睡蓮が浮かぶ池の水面へと移行し、季節、気候、時間帯によって変化を続ける “光の表情” の魅力に取り憑かれる。

モネは水の質感と反射光の微妙な違いを緻密な筆致で捉え、キャンバスに収まりきらない世界を表現することに成功する。

即時性と臨場性に焦点を定めたモネは 「空の美しさ、空気の特徴を (間接的に) 描きたかった」 と語っている。


SD MUSEUM OF ART, 1450 El Prado, Balboa Park.
phone: 619-232-7931 (I)
1/21/2018 (日)まで
10am〜5pm (日曜:12pm〜)
水曜休館
$15 (一般)、$10 (65歳+)
www.sdmart.org


(2017年10月16日号掲載)