SDから欧州2都市へ直行便、来年夏就航
フランクフルト、チューリッヒの2路線
2016年6月22日
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© Alexey Y. Petrov |
SD郡空港委員会 (SDCRAA) によると、SD= フランクフルト直行便が来年5月1日、ドイツのコンドル航空 (*写真上) によって就航する。
運航スケジュールは季節限定の2017年5月1日から10月初旬までで、当初は月曜と木曜の2便が予定され、来年7月8日~9月2日には土曜の1便が追加される。
片道航空料金は最安値で400ドル内外 (約4万円)。
使用機材は 「ボーイング767-300ER」(259席)。
フランクフルト直行便の就航により、ドイツからのSD訪問客は14,000人増が見込まれる。
また、来年6月9日にはスイスのエーデルワイス航空 (*写真下) がSD= チューリッヒ直行便を就航する。
6月初旬~11月初旬に運航され、週2便を予定 (料金未定)。
使用機材は 「エアバスA340-300」(314席)。
チューリッヒ直行便の就航により、スイスからのSD訪問客は15,000人増が見込まれる。
SD国際空港はメキシコ各都市を結ぶ航空路線が充実しているほか、日本航空の成田線、ブリティッシュ・エアウェイズのロンドン線の直行便が定着した背景もあり、利用客は年々増加している。
今後2~5年先の展望として、同空港は欧州各国の航空会社への打診を進めており、パリ、アムステルダム、ミュンヘン、中国と南米主要都市への直行便就航の可能性を探っている。
(2016年7月16日号掲載)