MLBドラフト、全体1位はSDの高校生
ラコスタキャニオン高、M・モニアク君
2016年6月12日
大リーグの新人選択会議 (ドラフト会議) が6月9日、ニュージャージー州で始まり、全体1位でフィリーズがSDの高校生 (ラコスタキャニオン高) のミッキー・モニアク外野手を指名した。
今年のドラフト会議は、レッズが全体2位でテネシー大のニック・センゼル三塁手、ブレーブスが同3位でNY州の高校生イアン・アンダーソン投手を指名している。
メジャーのドラフト会議は前年の勝率の低い球団から指名する「ウエーバー方式」。
今年のドラフト会議では、マリナーズが米国野球殿堂入りを果たしたOBのケン・グリフィー氏に敬意を表し、息子のトレー・グリフィーを24巡目で指名した。
かつて親子でプレーした経験を持つケン・グリフィー氏。
3代にわたる大リーガー誕生かと期待を抱かせたが、永久欠番となる背番号「24」 に合わせたチームの粋な計らいだった。
息子はアリゾナ大のアメリカンフットボール選手で、高校以降は野球をしていないという。
2000年以降、SDの高校生/大学生がドラフト会議で全体1位の指名を受けたのは、エイドリアン・ゴンザレス内野手 (2000年/イーストレーク高/マーリンズ〜現ドジャース)、スティーブン・ストラスバーグ投手 (2009年/SDSU/ナショナルズ) を含む5人。
(2016年7月1日号掲載)