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弁護士が提供する法的サービスは、その報酬基準が弁護士会などによって定められていないため、弁護士料がどのように設定されるのか疑問に思う方も多いと思います。今月と来月の2回にわたって、弁護士料についてご説明したいと思います。第1回の今月は、弁護士料の大まかな説明と無料相談についてお話しします。そして、来月の記事で成功報酬、一括全額払制、そして時間割払制の詳細をご説明します。
弁護士料
弁護士に依頼をしようとする時、まず一番先に「弁護士料」について考える方がほとんどだと思います。弁護士は医師、歯科医師または会計士と同様に専門的知識を必要とする職業ですので、通常、専門料金を請求します。弁護士の主な業務は問題や紛争の回避、またはそれらの解決のためのアドバイスを行なうことです。
弁護士が代理人として、法的業務やそれに伴う調査等を行なう場合、その業務がすべて完了するまでにかかる経費を正確に依頼人に対して提示することは非常に困難です。なぜなら、依頼を受けた時点では予想不可能な事態が発生したり、より詳しい調査が必要になったりすることが常に起こりうるからです。
弁護士料の請求には、一括全額払、成功報酬、時間払等があります。また、これらの弁護士に対する報酬とは別に、法的業務や調査を行なう上で必要な費用も発生します。
基本的に、弁護士料の設定は相談や依頼内容により大きく異なります。例えば、人身事故に対する損害賠償請求の依頼をした場合、通常、成功報酬制を適用します。損害賠償としての金銭が支払われなかった場合、弁護士料を支払う必要はなくなります。
また、軽犯罪、離婚訴訟、移民法に関する依頼に関して、多くの弁護士は一括全額払制を適用します。一括全額払制とは弁護士が代理人として法的業務を遂行する上で必要な全ての費用を一括払いする事です。民事訴訟の被告を代理する業務、ビジネス関連の訴訟、その他のビジネスに関する依頼に関しては時間払制を適用するのが一般的です。
無料相談
相談または依頼の内容により、無料相談を提供する弁護士や法律事務所も多くあります。例えば、私の事務所では、ビジネスに関する依頼や相談以外のケースに対して30分間の無料相談を提供しています。但し、内容が複雑で、かつ付加的な調査が必要となる場合、相談料を請求されることがあります。人身事故や雇用に関する依頼等の場合、多くの弁護士が無料相談を提供しています。無料相談の際には、依頼内容に対してどのような弁護士料の設定をするか、また弁護士料とは別に、法的業務伴う費用に関しての提示や説明を行います。
来月は、成功報酬、一括全額払制、そして時間割払制の詳細についてご説明します。
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