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Q.一軒家を貸す予定です。借り主を選択する際の注意点を教えてください。
A. テナント選びのポイントを次にまとめてみました。
1) 身分証明書
入居申込書を受け取った際に、本人であることを証明する書類を提示してもらいましょう。入居者が入居申込書と別人の可能性もあります。写真付きの身分証明書(ドライバーズライセンス)のコピーを取りましょう。
2) クレジット歴
入居希望者のクレジットヒストリー(個人信用履歴)を必ずチェックします。ファックスやコピーでは改ざんされているケースもあります。クレジットリポートを持参した場合は、オリジナルを入手しましょう。
3) 余裕をもっての入居審査
早く貸したいからといって、入居審査のプロセスを省くのは禁物です。一般的にクレジット歴が悪い人は、入居審査が厳しいプロパティーマネージメント会社ではなく、個人のオーナーから家を借りようとします。特に、明日からでも入りたいという人には、それなりの理由があるようですので、注意を要します。
4)複数人で入居
夫婦、カップル、兄弟など、複数人で入居を希望している場合には、必ず全員に申込書を記入してもらいましょう。配偶者の片方に破産通告の記録が含まれていることもあります。18歳以上の申込者はすべてクレジット歴を調べましょう。
以前、ご主人が出張中ということで奥様だけの申込書を受け取ったことがありました。奥様のクレジット歴は大丈夫でしたが、旦那様に問題がありました。申込書に1年前に購入した家に住んでいると記載されていたため、調べたところ、月々のローンが支払えないため、銀行の差し押さえのプロセスに入っていたことが発覚しました。家のローンが夫1人の名義だったため、妻のクレジットで家を借りようとしていたようです。クレジットの悪い妹のために姉が申込みだけを手伝ったというケースもあります。
5)レファレンス(問い合わせ)
過去2年間の住所歴をもとに、その家主やマネージャーに連絡をして、支払いや信用履歴を確認します。クレジット歴が良好な場合でも、家主とトラブルを起こす可能性がある人の入居は避けたいものです。友達などを使って虚偽の証言を頼むようなケースもありますので、家主それぞれの名前を確認しましょう。
6) 連帯保証人
テナントが必要最低限の収入があることを確認して下さい。できれば、親などの連帯保証人(Co-signer)を立てた契約は避けたほうがよいでしょう。何か問題が起きた時、保証人といえども、誠意を持って対応する体制が取れない場合が多く、問題の解決に時間がかかります。
7) HOAペットの有無
ホーム・オーナーズ・アソシエーション(HOA=住宅管理組合)に加入している場合は、ペットの数やサイズに関する規制を前もってチェックしておきます。広告にNO PETと出さない限り、問い合わせの半分はペット付きと思って下さい。内部を見たいという問い合わせがあったら、前もってペットの有無を尋ねましょう。住宅管理組合のペットに関する規制は年々厳しくなっています。ペットの数のみではなく、体重の制限などもあります。
その昔、セントバーナードを飼っていた女性がコンドミニアムを購入しようと、かなりの数のアソシエーションに問い合わせたのですが、そのサイズが理由でコンドの購入を諦めたこともありました。
8) HOAルールブック
ホーム・オーナーズ・アソシエーション(HOA=住宅管理組合)に加入している物件をレンタルする場合は、事前にルールブックを読んでもらい、その規則に遵守することを確約してもらいます。
例えば、パーキングですが、ガレージの前のドライブウェイの駐車にも時間制限があるアソシエーションもありますので、必ず前もってテナントに説明し納得してもらってください。また、ガレージをストレージとして使用することを禁じていたり、ドライブウェイや路上駐車の制限をしている住宅管理組合もあります。こういったルールを事前に知らなかったという理由で、契約済みのリースがキャンセルになる可能性もありますので、くれぐれも注意が必要です。
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