San Diego Yu Yu
San Diego, CA
Temp: 70°F
Wind Chill: 70°F
Humidity: 42%
Show more details





パスワードを忘れました?
未登録ですか? 新規登録

070901_2.jpg
 
orange_line560.jpg
 
 shinji-san.gif   古いタバコ1箱と安物ライター1本が机の隅に置いてある。14本残したままで、箱には2002年6月28日の日付。23年間の喫煙に訣別を告げたその日であり、愛煙家の恩人が他界した日でもある。1987年の創刊時、サンディエゴで多大な影響力のある宗教界の方に共同出資者として出版事業に協力してもらった。クレジット歴がなく、1台のコピー機をリースするにも往生していた始末で、サイレントパートナーとして助力を受けたこの方への感謝は尽きない。宗教に関しては自分の心に従い、真情を伝えるのが礼儀と思い、一線を画する旨を表明したが、それを責められることもなかった。数年後に出資分+を買い取らせて頂いて独立した。天衣無縫でその磊落(らいらく)ぶりが天に届きそうな人が、病魔に冒されて不帰の客となってしまった。「真のサンディエガンでなければ、コミュニティに奉仕できない」といつも話されていた。埃(ほこり)にまみれたタバコの箱を見るたびに、この言葉が思い出され、初心に帰る。(SS)
     
orange_line560.jpg
 
sato-san.gif   羽田空港で撮った遠足の写真。 小学校の頃、なぜかモテた。下校の時に男達がぞろぞろついてきたし、誕生日には大好きな漫画や切手が下駄箱にたくさん入っていた。でも、第二次成長期を迎えた中1くらいからさっぱりだった。その頃、微妙に顔が縦横に伸びてバランスが崩れた気がする。一方、鼻水をたらしてスカートからパンツ見せて遊んでいた幼なじみの “猿ちゃん” は、さなぎが蝶に孵化するように見る見る美人になっていった。私といえばそれ以来、なぜかオッサンと動物に好かれ、モテるというより 「お前、いいヤツ」止まりの女になった。お陰で、打たれ強い性格にもなった。美しい人ほど、容姿の変化を受け入れるのが大変らしいが、歳をとってもあまり落差がない。男友達とどんなに仲良くしても、彼らの妻や彼女に嫉妬される心配もまったくない。そしてたまには、遠足の写真を取り出して、まだ何も始まっていなかった無邪気な時代と過去の栄光を楽しく思い起こしている。「とりあえず これ食べてから ダイエット」 (NS)
     
orange_line560.jpg
 
sheau-ching-san.gif
  ▽「捨てられない物?」って、私にはあるかしら? 台湾から日本へ留学した時はスーツケース1つ。日本からアメリカへ来た時はスーツケース2つ。永遠にキープしたい物はもちろん沢山あるけど、今まで何度も大引越しをしたので、ゴミ箱には捨てられなくても「物」ならば何かの形で処分できるようになった。ちょっとわがまま、かなり頑固、潔癖症、迷惑されるぐらいに世話好きだけど、こんな自分を捨てられない。周りの人から習いたいこともいっぱいあるし、そうやって、もっと成長していきたいとは思うけど、同時に今の自分が大好きです^.^。名前、国籍などは変わったけど、本当の自分のままで生きていけることって最高だ! 11年間一緒に暮らしてきた17歳の雌猫・ソックスとの素晴らしい出会いと数々の思い出は一生忘れられないし、捨てられない。天国にいるソックスに “We love you” と伝えたい。 (S.C.C.N.)
     
orange_line560.jpg
 
yoko.gif
  12年前に留学でサンディエゴに来ました。元々2〜3年の留学の約束だったので、持ってきたのはスーツケース1つだけ。実家の自分の部屋に持ち物がそのままになっていました。8年ぶりに里帰りした時に、やっと荷物の整理をしました。部屋には、動物の本に置物にアクセサリー等々、たくさんの細々した動物たちが…。中でも多いのがぬいぐるみ達。キャラクターものはなくて、どちらかというとリアルな動物のぬいぐるみ達… 親に買ってもらったネコ、いただいたウサギ、お小遣いで買ったイヌ、自分で作ったベア、ライオン、トラ、キリン等々…様々ですが、みんな大事にしていました。もう読まない本は古本屋に持っていき、クローゼットの衣類のほとんどは処分しました。でも、ぬいぐるみ達はやっぱり捨てられません。彼らがカビ臭くならないように時々日光に当ててくれている母に甘えて、もう少しそのままにしておきたい。ごめんなさい、いつか片付けるからね。 (YA)
     
orange_line560.jpg
 
reiko-san.gif
  日本の実家に帰った時に、一念発起して元自室の整理をした。押入れから、小学生時代から受け取った手紙がどっさりと入った段ボール箱が2つ出てきた。他にもいろいろとガラクタが出てきた。収納スペースがもっと欲しい母のために、全部処分してしまおうとしたのだが、手紙は難しかった! 冷徹な心で「捨てる」と「取っておく」の山に分けた。1/4位に減った手紙は一まとめにしてアメリカに持ち帰った。あと、大好きだったキャンディキャンディのオルゴールも捨てられず、その中身(乳歯1本、葉脈1枚、石ころ1個)にも思い出が詰まっているので、そのままにしてタンスの上に置いてきた。手書きの手紙やカードは本当に捨てられない。最近は、友達や家族とのやり取りももっぱらEメールだから、昔ほど手紙の箱の中身も膨れ上がらない。ちょっと助かっている。(RN)
     
orange_line560.jpg
 
shiori-san.gif   手紙。こっちに引っ越してからは手紙のやり取りが俄然増えた。「出来ちゃった結婚したよー」、「凹んでるみたいだけど元気出せー」、「今度遊びに行くよ」 などなど友達からの手紙。某ラジオ番組の収録テープ付きメタラーからの手紙 (嬉しかったけど、録音3時間分が毎週送られてきて段々引いた)、ちょっとデートしたけどやめた相手から来たコロン付きの手紙 (あれ、何で住所知ってる?)、勧誘の電話がきっかけで友達になった某宗教勧誘員の方からの手紙 (いい加減パンフレットを同封するのは辞めませう) など、ちょっと変わり種のものも結局捨てられずに、全部靴やクッキーの空き箱にしまってある (ずぼらなので、知らないうちにいくつか紛失した可能性はあり)。ファックスやメールもパーソナルなものはとってあるなー。読み返すことはそうそうないけど、やっぱり誰かが時間とって書いてくれたものってだけで嬉しいじゃん♪ (SM)
     
orange_line560.jpg
 
suzuko-san.gif
  私の父親は前時代的な考え方の持ち主で、「女がいたずらな高等教育を受けると、ロクなことにならない」と、私の大学進学希望を阻止しまくった。ほぼ全員が大学進学という高校であったから、私も当然大学へ・・と勝手に将来を描いていたものが、その父親の一言で、私の将来は大きく変わった。しかしながら、4年の仕送りの約束は取り付け、私は東京へ。彼との折衷案として短大へ行き、あと2年、父の言う「良妻賢母?」を目指してドレメへ進んだ。ドレメに行けば行ったで、元来のがむしゃら性格むき出しで、年間の教材数の倍は縫うという頑張り?を見せていた。もち ろん早い分だけ、仕事はすこぶるいい加減。丁寧さのかけらもない (ま、洋裁に限らず、この性格は全てに表れているが)。そのドレメ時代に作った洋服をいまだに持っているのである。真黄色のキュロットスカートで、今も頑張れば着れるが、もちろん着ない。のに、捨てられないのだ。この自作の洋服に、私の“胸キュン”青春が凝縮されているのだから。 (Belle)
     
orange_line560.jpg
 
jinnno-san.gif
  西脇、小野こうじ、岡田、佐伯先輩、梶田くん (通称アイドル)、ニコラス (チリ人)、トマス (コスタリカ人)、ダニエル (メキシコ人)、ネルソン (キューバ人)…*年代順、全員本名 … 小学校低学年に始まった男子への乙女心。幼い頃からすぐポーッとなって惚れやすい、純な私、私ってかわいい… (?)。その時憧れていた子たち・方たち (現在形もいる) って、今でも私のハートの片隅に残っていて、ずぅーーっと離れない。冷静になって自己分析すると、それは彼らにいっくら電波を送っても「××くぅ〜んっ!!かっこよすぎるぅ〜〜っ!!!」とぎゃ〜ぎゃ〜騒いでも、手に入らなかったためと思われる。手に入らなかったから、いつまでーーも彼らのことを思い出してニヤニヤ笑ったりしている (我ながら不気味)。逆に手に入ってしまった方たちのことは、結構かんたーんに心から出て行ってしまったりする (堪忍ね〜)。*注:例外もあり。これは恋愛の常と勝手に悟る私。え?私だけ・日本女性の皆さん、彼の前で大声では言えないけど、同感してるでしょ〜? (満星と那月と彩雲のおば)
     
orange_line560.jpg
 
junko-san.gif
 

私はあまりモノに対する執着心がなく、モノに纏 (まつわ) る思い出でセンチメンタルに浸ることもない。昔の男がくれたジュエリーや洋服は気に入ったものなら別れた後も利用するし、実は我慢して喜んだふりをしたプレゼントだったらゴミ箱行きになる。この間、高校時代から5年ほど付き合ったボーイフレンドの印鑑を発見して、びっくりした。「印鑑」というのが何ともドメスティックな感じだけど、私たちは駆け落ち同然で同棲していたのだから仕方ない。しかし、今となってはその名字を見ても何の感慨も湧かず、当然と言えば当然だけど、人の心の移り変わりというのは不思議なものだと思った。そんな私がこれだけは捨てられないというのは「夫」である。数々の苦い恋愛体験を経て、 ようやく見つけた宝物である。思いっきり大切に扱いたいと思う。 (JG)

     
orange_line560.jpg
 (2007年9月1日号に掲載)
feed0 コメント

コメントを書く

busy

 
< 前へ   次へ >



Advanced Search