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日中の時間が大分長くなり、犬と一緒に過ごす時間が増えてきました。愛犬とピクニックに出かけたり、アウトサイドのカフェレストランで食事をするなど、楽しみが目白押しですね。
ところで、犬の市民権テストと言われているCGCテストをご存知ですか。Canine Good Citizen
Program(ケーナイン・グッド・シチズン・プログラム)は、オーナーの飼い主としての責任感の向上、犬の躾(しつけ)の向上を目的に作られたプログ
ラムテストです。
基本的に、何歳からでもこのテストを受けることが可能です。子犬の社会化とトレーニング開始を願うオー
ナーを支援することを目的に実施されています。尚、子犬時代にテストを一度受けている場合は、成犬になってからも再度テストを受けることを勧めます。なぜ
なら、成犬になってから、行動や気質に変化が多々見られる場合があるからです。
予防接種が済んでいるのであれば、テストは犬種に関係なくすべての犬(純血種・ミックス種)に参加が認
められています。首輪は革か布製・チェーンタイプを使用します。ジェントルリーダーやピンチカラーは着用できません。テスト中はリーシュを必ず着けておき
ます。10項目からなるテスト全てに合格できれば、修了書を発行してもらうことも可能です。
ケーナイン・グッド・シチズン・プログラムは、オーナーと犬とが楽しい時間を持つことを応援するもので
す。ですから、犬の行動を修正する方法が厳しすぎたり(リーシュで犬を引っ張る、蹴る、叩くなど)、大声で怒鳴るようであれば合格することはできません。
テストの時間中、そのエリア内で犬が排泄をした場合は不合格となってしまいます。
競技会ではありませんので、各項目ごとに犬に対してほめ言葉をかけ、撫でることは可能です。しかし、食べ物を使っての誘導や、ご褒美として犬にあげることはできません。
テスト項目
- 優しそうな見知らぬ人を受け入れる:オーナーが見知らぬ人と話をしている間、犬は静かに待つことができるか。
- 見知らぬ人に頭の上と体を触れることを受け入れる:犬は座った状態で見知らぬ人から頭部や体を触られても、嫌がらずに受け入れる。
- グルーミング・触診:犬がブラッシング、耳のチェック、前足を触られることを嫌がらずに受け入れる。
- リーシュを着けてオーナーの横を一緒に歩く:歩きながら右折、左折、方向転換をする間、犬はリーシュを引っ張ることなく穏やかに歩く。
- 人ごみの中を歩く:数人の中を犬はオーナーと一緒に歩く。
- 座る、伏せる、待つ: オーナーの号令 「Sit down(座れ)」に反応し、その後にステイができる。
- 呼び戻しができる:オーナーが呼び戻しの号令を掛けたら、すぐにオーナーのもとに行き、コントロール下にある。
- 他の犬と出会った時に興味を示さず、オーナーの横にいる:オーナーの横について一緒に歩いている時、すれ違う犬に対して挨拶に行かない。
- 障害物に対する冷静な反応(大きな音、揺れる旗、車椅子や乳母車を見た時の反応):一度びっくりしたとしても、すぐに冷静に戻る(隠れたり、震え続けない)。
- オーナーがいなくても一人で(一匹で)待っていられる(監督下のもと):見知らぬ人がリーシュを持っていてもオーナーが戻ってくるまで落ち着いて待っていることができる。
聞いただけでは難しく感じるかもしれません。しかし、ショーや競技会ではありませんので、点数を競うこともありません。公共の場に安心して一緒に行くためのトレーニングと思えばいいのです。
アメリカン・ケンネル・クラブのウェブサイト(www.akc.org)を訪れてみると、テストを行っている会場や、それに向けてのトレーニングクラスを展開している場所など、詳しい情報を得ることができます。
トレーニングを行う場合は、達成すべき目標を定めると励みにもなり、継続することもできます。余談ではありますが、私の飼っているゴールデンレトリバーは
2匹ともすでにこのテストに合格しています。オーナーである私がまだ市民権を持っていないのに、犬のほうが早くも獲得してしまい、とてもうらやましい限り
です(笑)。
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