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年中を通して爽やかな気候のサンディエゴですが、それでも夏の暑さはこれからがピークとなります。犬には夏の暑さはとても危険です。今回は夏に多いケガや事故、そして、その予防策をご紹介します。
足の裏のやけど
夏の時期、太陽の照りつけが厳しくなると、アスファルト、鉄板、砂の温度が高温になり、犬は足の裏にやけどを負ってしまいます。
例えば、日中の散歩。先日、ランチタイムに家に戻り、少し運動をさせようと近所を歩きました。その後、家に犬を置いて仕事場に戻り、夕方帰宅すると、犬がしきりに足の裏をなめています。よく見ると肉球の皮がめくれていました。
そして、週末のドッグビーチ。週末は泳ぐことが大好きな犬とビーチで過ごします。エネルギーあふれる犬は疲れ知らずで、何時間でもビーチを走っています。帰宅後、急に犬の元気がなくなり、翌日は散歩にも行きたがりません。確認すると、足の裏の肉球の皮がほとんどめくれていました。
夏の時期の散歩や外出は時間帯を考え、芝生エリアに行くなど工夫が必要です。また、ブーツを履かせることも一考です。目安としては手のひらを地面に当てて5秒間待ちます。手のひらがぬるいと感じる程度ならば大丈夫でしょう。砂浜は要注意です。ご自身で裸足 (はだし)で歩いてみてください。
熱中症 (熱射病)
人間は汗をかくことによって体温調節を行いますが、犬は体に汗腺がないため、口を開けて、空気を体内に入れたり出したりすることにより体温を調節します。ですから、犬は人間以上に暑さに弱く、熱中症にもかかりやすい動物と言われています。
例えば、車内での待機。車で犬が興奮しながら吠えているのをよく見かけます。車内の温度は想像以上にすぐに上がり大変危険です。特に夏は、犬を車に残さないようにしてください。
そして、長時間の留守番にも注意が必要です。自宅で長時間留守番をさせる場合は空調設備を整えるなどの工夫が必要です。
日陰にいれば大丈夫と思われがちですが、そうではありません。日射病と違い、熱中症の恐ろしいところは犬の体温が急激に上昇して、そのまま下がらなくなることです。
気温や湿度の高い日に犬が急にあえぎ呼吸を始めたり、体温が急激に上昇したり、ショック症状やひどい下血などがみられれば、すぐに風通しのよい場所に移すか、窓を開けるなどして換気をしてあげます。次に体温を下げる工夫をします。水を掛けたり、浴槽に浸けたり、水で濡らしたタオルを掛けたりしてください。よだれを拭って呼吸しやすくさせて、犬が水を欲しがったら、どんどん飲ませてあげてください。
花火の音
独立記念日やテーマパークで、夏の夜空をにぎやかに彩る花火。でも、花火のような大きな音や振動を極端に恐がる犬もいます。そんな犬には、クレートやサークルなど「ここは自分にとって安全」と思える場所を作ってあげることが大切です。少し狭いと思えるくらいが丁度よい空間となります。クレートの場合はブランケットを掛けてあげましょう。頭に頭巾を被せてあげるのもよいでしょう。ゆったりとしたクラシック音楽を流して、飼い主自身もゆっくりと過ごします。
尚、「大きな音恐怖症」を本格的に治したい場合はトレーニングが必要です。
以上は、夏に多いケガや事故のほんの一例です、回避できる事故は未然に防ぎ、愛犬と一緒に楽しい夏を過ごしたいですね。
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