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前立腺肥大と乳がんの予防
日本の法律では「難病」とは「1)病因が解明されておらず、2)治療法がなく、3)罹病者の数が少ない」という三拍子が揃っている病気だそうですが、ここでは単純に「難治の病気」のことです。
ベビーブーマーが50代に突入すると私たちのクリニックでも突然「前立腺がん」の男性や「乳がん」の女性の数が増えました。現代医学の「手抜き」に腹を立てている東洋医学の立場に立つものとして、この2つの病気は実に簡単に予防できるという、科学的実証のない「独断」をご紹介しましょう。
独断的前立腺肥大機序説
最近、前立腺がんで片方を切って、そこに放射線物質を埋め込んだ患者さんに「最近、セックスはご無沙汰でしょう?」と聞くと笑って「セックスて何ですか?」と答えます。がんになるはずです。私の経験では男性がセックスに興味を失ってから2年で血液内のPSA (前立腺特異抗体) 値は跳ね上がります。前立腺はご存知のように、とても活発な腺で、10代に入ると精液をせっせと生産し始め、若い頃は排出行為がないと夢精といって性的な夢で射精します。
ところが、成人になって、例えば離婚したり、奥さんに先立たれたり、仕事が忙しくてセックスへの興味を失うと、それでも前立腺は生産し続けているのですが自動排出の能力 (若さ) を失っていますから、在庫過剰となり、強いては緊急生産停止となる —— これが前立腺が肥大し、PSA値が跳ね上がる内幕なのでしょう。体内で過剰在庫の自己処理はある程度自然になされるようですが、それを超える過剰生産が前立腺を狂わせると思われます。
PSA値を下げる
PSAは簡単に下げることができます。セックス (自己処理を含む) で精液を定期的に排出することです。50代なら週に1〜2回の排出で1、2週間で下がり始め、1か月もすれば通常値に回復するはずです。一番いけないのは「接して漏らさず」で、これでは肥大を急ぐことになります。犬でも去勢していないオスは定期的に後尾させないと前立腺がんになるそうです。
こんな簡単なことですが、患者さんに説明すると「そんなこと誰も教えてくれなかった」と仰天します。でも、冷静になって考えれば、こんな自明の理はないではありませんか。その上、冷えきっていた夫婦仲も、男性用増血流剤のテレビ・コマーシャルのようになって、目出度し、目出度しです。間違っても、セックスを拒否する奥さんへの浮気の言い訳を伝授しているのではありませんので、悪しからず。
独断的乳がん発生機序説
一方、女性の乳房も通常出産しなければ機能しないのですが、大量の乳汁を生産する能力があります。しかも、女性の乳房を刺激すると、信号が脳の中心部に送られて、乳汁生産を促すホルモンが放出されます。これは科学的な裏付けなしの独断ですが、乳房を愛撫すれば出産していようがいまいが、乳汁を作れという命令を携えたホルモンは放出されているはずです。従って、セックス (自慰を含む) の前戯で乳房を愛撫しても、乳房は乳汁を作れと言う命令を受けていると思われます。ですから、時には出産なしに乳汁を出す能力のある女性もいるわけです。
ということは、乳がんの発生機序として、前立腺肥大の機序と同じことが考えられるはずです。乳汁生産を準備させながら排出しない —— こんな不自然な状態が乳汁を作る細胞の機能を狂わせるのではないでしょうか。
最悪なのは「乳房や乳首の形が崩れる」と赤ん坊に母乳を与えない女性で、これでは赤ちゃんの免疫機能を狂わせて小児喘息 (ぜんそく)、アトピー、花粉症やあらゆる自己免疫病の危険を背負わせるだけでなく、自分も乳がんの危険を背負い込むのです。
こうした腺の過剰生産はピストル (体) に「弾(発がん体質)」を込めるだけで、これだけでは発がんしません。心身の強烈なストレスが引き鉄を引いて発がんします。セックスを忘れた男性や授乳しなかった女性は危険な爆弾を抱えているのです。
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