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Q. 持ち家を売ることになりました。その準備をしたいのですが、特に、電気、水道、ガス、住宅保険料などに関する手続きなど、売主としてエスクロー期間にすべきことを教えて下さい。
A.
先ず、電気、水道、ガスなどのユーティリティーを止めるタイミングですが、エスクロー期間中にキャンセルしないようにして下さい。物件調査などがありますので、必ず「ON」にしておくようにします。また、庭のスプリンクラーなども通常通りに作動させておく義務があります。ユーティリティーを止める手続きは
クロージングの数日前に行うようにするのが最も良いでしょう。火災保険については、クロージング後に保険会社に連絡を取れば、日にちを遡(さかのぼ)って
キャンセルしてくれます。法律上、クロージング後の不動産に対しては、元の家主に火災保険料を請求することはできません。エスクロー会社から受け取る書類でその期日を証明すれば、日にちを遡って解約することができます。
Q. 固定資産税の支払いについて教えて下さい。
A. 固定資産税に関しては、エスクロー会社がクロージングの日を基にして日割り計算を行い、その税金額を算出してくれます。新しいオーナーの名前が登録されると、自動的にタイトル会社から固定資産税務局の方へ連絡が入りますので、ご自分で税務局に連絡する必要はありません。
尚、固定資産税は毎年10月頃に請求書が郵送されてきます。第1期はその年の7月1日から12月31日までの半年分、第2期は次の年の1月1日から6月30日までの半年分となっています。ですから、クロージングの期日が固定資産税の請求書が郵送される10月以降の場合は、その請求書をエスクロー会社に渡して下さい。
Q. 現在支払っている不動産ローンやHOAについて説明して下さい。
A.
不動産ローンのクーポン(或いは月々のステートメント)、ホーム・オーナーズ・アソシエーション費(組合管理費)の請求書をエスクロー会社に渡して下さ
い。家を担保に低金利で借りられるエクイティーローンがある場合もエスクロー会社に忘れずに渡して下さい。これらの支払いについては、エスクロー会社の方
で手続きをしてくれます。自動引き落としによる支払いを利用している場合には、最後の支払い日を確認した後でそのペイメントをキャンセルして下さい。尚、
クロージングの日とローンの支払日が近いときは、エスクローを通して支払いをするべきかどうかエスクローオフィサーに確認なさることをお勧めします。
Q. クロージングの日は会社を休んで待機していた方がよいのでしょうか。現在、ヨーロッパ旅行を計画しているのですが、クロージングの日に重なりそうです。アドバイスをお願いします。
A.
通常、売り主として処理しなければならない手続きはエスクロー期間中に済ませておくことができます。クロージング当日はエスクロー会社とタイトル・イン
シュランス会社が事務処理を全て請け負いますので、待機している必要はありません。旅行で長く留守にする場合は、クロージングが遅れた場合のために、親戚もしくは友人にPower of Attorney
(委任状=他人に自分の代理人を務める権限を与える文書)を渡しておけば、その方があなたに代わって不動産手続きを行うことができます。
Q. 委任状について教えて下さい。
A. 不動産売買で使用されるSpecial Power of
Attorneyは、指定された不動産に関した委任状で、通常、サイン漏れなどの事務処理的な手続きに使われ、必要がない場合は破棄されます。複写(コ
ピー)でも受け付けていますので、旅行先からファックスすることもできます。売り主のサインが必要となる書類でファックスコピーが認められないものは
Grant Deed (譲渡書)だけです。この譲渡書に関してはNotary Public
(公証人)の前でのサインが必要となるため、オリジナルの書類が要求されます。
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