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マイケル・ムーア
米国カリフォルニア州弁護士
University of California Santa Barbara、Santa Barbara College of Law 卒業後、マイケル・E・ムーア法律事務所を設立。
日本滋賀県庁にて3 年間勤務。
日本語、生活習慣、商業上の習慣に精通。
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| 訴訟の仕組み その1 |
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今月と来月の2回にわたり、「訴訟の仕組み」について説明したいと思います。訴訟とは紛争解決を裁判所へ委ねる方法を言います。多くの方々は訴訟の過程について困惑することも多いかと思いますので、今回の記事では告訴から裁判前の会議まで、そして来月は裁判から債務者の開示について紹介したいと思います。
呼出状&告訴
呼出状とは、原告が被告に対し告訴を起こしたことを通知する書類のことです。この呼出状には告訴のコピーが伴います。
告訴とは、原告による最初の弁論で、以下の内容が記載されていなければなりません。
- 管轄の裁判所名
- 訴因の表題
例:
○契約違反
○人身事故
○暴行殴打等による不法行為
○不当解雇
○セクシャルハラスメント
- 戸籍上の氏名
- 訴因を裏付ける事実に関する簡単な報告書
- 原告からの訴訟上の要求
令状の送達
呼出状と告訴は郡保安官局 (あるいはシェリフ:郡民選出される郡の最高官史で、通例、裁判所の令状の執行権と検察権を握ります)、法律事務所または民間の令状送達サービスによって手渡しで被告に送達されます。
答弁
答弁には基本的に5つの方法があります。
- 告訴に対する答弁:全面否認、不確かな情報や確信不足に基づく否認、告訴申立て自体が法令によって禁じられていることを主張、そして承認
- 妨訴抗弁:事実を問わず、法律上の論点、不備に基づいて行う抗弁のこと
- 告訴削除申請:告訴が不法または不適切な場合、被告が裁判所に対し告訴の一部または全部を削除するよう申請する
- 反対訴訟:被告が原告を不法行為で訴えること。あるいは、被告が第三者当事者を不法行為で訴えること
- 呼出状の破棄:被告宛の呼出状と告訴の送達に関する法律上の異議申し立て
証拠開示
証拠開示は、被告または原告のどちらか一方の要求により、相手方が保持する事実や証拠を開示することです。
下記は最も一般的な証拠開示の形式です。
- 質問書:被告が定められた時間内に回答しなければならない質問リストで、偽証すれば処罰を受けることになります
- 承認の要請:質問ではなく、当事者は陳述の内容が事実であると認めるか、事実ではないと否認しなければなりません
- 書類提出の要請:当事者が告訴や答弁のために必要とし、所有している文書、書簡、契約書、または小切手のコピー等、訴訟に関する書類提出の要求書
- 証言録取:法廷速記者により記録される証人の証言
裁判前の会議
裁判前に裁判官と各弁護士間で行われる会議です。裁判官は事実または法律の論点を調査します。また、裁判官は証拠開示手続がどこまで進行しているかを確認します。この会議で裁判の日程も決められます。
以上が、裁判までの訴訟の仕組みです。来月は裁判以降の仕組みをご説明します。
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(2008年4月1日号掲載)
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