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moor_new2.jpg     マイケル・ムーア

米国カリフォルニア州弁護士

University of California Santa Barbara、Santa Barbara College of Law 卒業後、マイケル・E・ムーア法律事務所を設立。
日本滋賀県庁にて3 年間勤務。
日本語、生活習慣、商業上の習慣に精通。

ご質問、ご連絡はこちらまで
 
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判決金回収方法について その1
 
最近、当事務所に判決金回収についてのお問い合わせを頂いたので、今月から2回にわたり、判決金回収についてお伝えしたいと思います。第1回目の今月は回収までの準備に関して、そして第2回目の来月は、判決金回収方法についてお話しします。

多くの人々は原告が民事訴訟で勝訴した場合、被告がその場でチェックブックを取り出し、判決の支払いをすると思っているかもしれません。しかし、被告が保 険会社や大企業でない限り、そのような事は大変まれです。実際は、判決金を回収する事は民事訴訟で勝訴するのと同じくらい、もしくはそれよりもっと難し かったり、判決を受けるよりさらに沢山の費用と時間がかかったりする事もしばしばあります。多くの弁護士が成功報酬でケースを引き受ける前に、被告の所有 財産などに関してあらかじめ調査をするのはそのためです。このような事から、今月の記事では裁判所が下した判決金の回収方法に関して説明したいと思いま す。


判 決

判決金回収のためには先ず、民事訴訟で勝訴し、裁判所から判決を受ける事が必要です。裁判所から判決を受ける事により、裁判所が支払いを命じた金 額及び判決を受けた日から計算される利子を回収する事ができます。ここで触れておきたい点は、判決は和解とは異なるという事です。和解において、その債権 者には事件当事者間で合意が成された和解金に対して権利があるものの、和解金回収方法は判決金回収方法とは異なります。全ての和解金を回収するための方法 は和解をする際、和解金の支払期日を設け、債務者が期日になっても弁済しない場合、債権者は裁判所から判決を受ける権利を得る-という取り決めをする事で す。こうして裁判所判決を得る事により、法による全ての救済策を行使する事ができます。


判決証書 (Abstract of Judgment)

判決を受けた後はAbstract of Judgmentと呼ばれる判決証書をできるだけ早いうちに裁判所へ提出するべきです。この書面をRecorder's Office(公の記録機関)に提出する事で、判決の存在を社会に公表する事ができます。裁判所が判決証書発行手続きを完了した後は、その判決証書を公の 記録として郡のRecorder's Officeに提出する事が大切です。この全ての過程が終了した後、判決金債権者は債務者の所有する固有財産および不動産、例えば車、ボート、家などに対 し、差し押さえをする権利を有する事になります。

 
※注意:この記事は参考として一般的な概要を皆様にお伝えすることを目的としたものであり、個々のケースに対する法律のアドバイスではありません。当コー ナーでは読者の皆様からの質問事項を受け付けています。分野は移民法を除くカリフォルニア州の法律全般で、お寄せ頂いたご質問に対しての回答を随時当コー ナーで掲載していきます。件名を「法律Q&A」とご記入の上、当法律事務所までお送り下さい。尚、ご質問の内容により、回答にお時間を頂く場合や回答できない場合もございますので、予めご了承下さい。
 
(2007年3月1日号掲載)


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