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ishiwada_top.jpg     石和田 貴光

保険エージェント

兵庫県神戸市出身。大学卒業後、新聞社系出版社にて教育広報部、営業企画部に所属。2001年8月25日に渡米。ロサンゼルス、サンディエゴの出版社にて営業部に所属後、2005年10月にブルーストーン保険エージェンシーを設立。現在はサンディエゴと、ダウンタウンLAの2拠点より、健康保険、生命保険、各種年金プランに関するコンサルテーションを提供。趣味はランニング、テニスとゴルフ。

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健康保険 意外な落とし穴
       

保険料は「もったいない」!?

 
お気づきの方も多いと思われますが、カリフォルニア在住者の5人に1人しか保険局が認可している医療・健康保険を持っていないそうです。実際には、旅行者や在米届けを提出していない外国人も考慮すると、無保険者の数はそれ以上に及びます。その理由は保険に関する意識が薄いというより、高騰し続ける保険料が原因かと思われます。無保険者が膨大な医療費を抱え、破産するケースはここアメリカでは決して珍しくありません。
 

生活費の内訳は皆様それぞれ異なるのは確かですが、お勤めの会社などから医療・健康保険が提供されていない場合、医療・健康保険への加入は義務づけられていません。従って、今まで加入していなかった方にとっては保険料の負担は「もったいない」と考えてしまいがちです。

 

「万が一に備える」という責任
 

しかし、万が一に備えて、このように考えてみて下さい。
 

例えば、独身女性30歳の方で、一般的な医療・健康保険にかかる月額保険料が150ドルとすると、年間にかかる保険料総額は($150×12か月) 1,800ドルとなります。この保険料を向こう5年間支払わない、すなわち無保険者で滞在し続ける場合、単純に年間1,800ドルかかるはずの保険料が、5年分(9,000ドル)節約できる計算になりますね。

とはいえ、万が一、ご自身が気をつけていてもご病気にならない、もしくは他人が運転する車にぶつけられないという保障など、どなたにもありません。仮に、お車を運転中、他人の不注意運転に巻き込まれてしまったら…。外食でたまたま食べたものがお体に合わず、数日経っても痛みが治まらなかったら…。

実際に救急車で運ばれる場合、1,000ドルから1,500ドルの費用がかかります。また、
ER (緊急病棟)に運び込まれる場合は別途1,000ドル近くの費用が請求されます。各種検査や手術などに至る場合は、1万ドル以上もの医療費が請求されることは決して珍しくありません。(※各病院やクリニックによって料金は異なります。)

 

大きなセービングになることも

上記の例で申し上げました、年間1,800ドルかかるはずの医療費が5年間節約できた方のお話に戻りますが、数年間支払うことのなかった医療費は単純に計算するならば、その通り ($1,800×5年間) 9,000ドル節約することができるでしょう。しかし、万が一、大きな医療費の請求が来る場合の事例を考慮しますと、1回の請求で9,000ドル相額の請求は、決して極端に珍しいケースではありません。

予測できない「いざという時」に備えたプランを持つことは保険料として支出になりますが、万が一にカバーされる費用を考慮すると、決して純粋な捨て銭にはならないはずです。健康保険を投資のようにお考えいただくことで、「いざという時」に大きなセービングにつながるのが保険を持つ意味であると思います。

 

お持ちのプランは定期的に見直しを

医療・健康保険の見直しをするメリットを3つ挙げさせていただきます。

● メリット その1

プラン加入時には存在しなかった新しいプランは、お客様へ知らされない場合が多いのです。新しいプランに乗り換えることで、保険料やカバレージ内容は良くなるケースは多々あります。

●メリット その2

保険会社は営利目的の企業でもあります。各社で新しいプランの導入や価格競争により、常に顧客獲得戦が繰り広げられています。これは消費者である我々へ、より良いプランを選択できるチャンスを与えることにもなります。複数の保険会社のプランを取り扱う保険マンを通じて、新しいプランの利点を上手に活用して下さい。

●メリット その3

例えば、妊娠や割高のお薬(Brand nameなど)のカバレージ付きプランをお持ちの場合、保険料もその分割高となります。必要でなくなったカバレージを排除することで、保険料を安くすることは可能です。逆に、必要なかったカバレージも、年月が経つにつれ、必要になることもあり得ます。ご心配に思われる病気に関するカバレージは、「いざという時」のためにもお持ちになられることをお勧めします。


(2008年2月16日号掲載)      

 
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