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Q セレクティブ・サービス・システムについて教えてください。
A セレクティブ・サービス・システム(Selective Service System・通称SSS・選抜徴兵制度)は、米国の緊急事態時または戦時中に、兵員が大量に必要となった場合を想定して、選抜して徴兵できるよう名簿を作成しておくシステムです。
アメリカが第一次世界大戦に参戦した1917年に成立した制度ですが、1973年のベトナム戦争の和平協定成立時に徴兵制度が廃止され、1975年に選抜
徴兵登録も廃止されました。しかし、東西冷戦の時代、1980年に選抜徴兵法が再び制定され、セレクティブ・サービス・システムが復活し、アメリカに在住
している市民権及び永住権を持つ18〜25歳の男性、さらに18〜25歳の不法滞在の男性は、氏名と住所の登録義務が課せられています。
Q 永住権を持っている21歳の息子がいます。徴兵されてしまうのでしょうか。
A 徴兵制度が導入されるには、上下両院の議決と大統領の署名が必要となります。現在、徴兵制度に関する法律が整備されていませんので、登録しても徴兵される可能性はありません。しかし、将来的にこの部分の法律が整備なされないという保証もありません。
Q 24歳の男性駐在員です。登録が必要ですか。
A いいえ。外交官関係のビザ、貿易関係のビザ、学生ビザ、観光ビザなどの非移民ビザで一時的に住んでいる男性はSSSの登録が除外されています。
Q ソーシャルセキュリティー番号を持っていませんが、登録できますか。
A はい、登録できます。登録用紙にソーシャルセキュリティー番号の記入欄がありますが、番号がなくても登録できます。
Q 女性は登録しなくていいのですか。
A はい、女性はSSSの対象となっていません。
Q 二重国籍ですが、登録が必要ですか。
A はい、米国籍を持っている以上、他の国籍に関係なく、また居住地 (例えば日本)に関係なく登録義務がありますので、注意を要します。
Q 登録方法を教えてください。
A 郵便局に登録用紙が置いてあります。もしくは、セレクティブ・サービスの公式サイトwww.sss.gov からオンラインで登録できます。登録は無料です。
Q 登録しないとどうなりますか。
A 登録を怠った場合、重罪(felony)として罰せられます。刑事裁判で有罪となった場合、最高25万ドル、最高5年間の禁固刑のいずれか、または両方を科される可能性があります。また、政府の奨学金を受けることができず、市民権の取得資格を失う場合もあります。
Q 登録用紙をもらったのですが、送付したかどうか覚えていません。
A SSSの公式サイトwww.sss.gov では、オンライン登録できるばかりでなく、既に登録されている番号、登録された日まで検索することができます。
Q 登録するとどうなるのですか。
A 名前と住所が政府のデータベースに登録され、確認の通知が届きます。引越した場合は住所変更を通知する義務があります。SSSの公式サイトwww.sss.gov からオンラインで変更します。
Q ドラフト制度が復活した場合、どの年齢層から招集されるのでしょうか。
A ま
ず、その年に20歳になる人の登録記録が抽出され、そのグループから抽選 (セレクト)
によって招集者が決められます。その後、必要に応じて、21、22、23、24、25歳のグループへと抽選の幅が広がり、最後に18歳、19歳のグループ
が抽選対象となりますが、そこまで召集の幅が広がることはないと予測されています。
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