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曽 碧光
米国中医薬研究所所長
1932年台湾に生まれる。東京大学農芸化学修士、米国カンサス大学微生物学修士、東京大学薬学博士、
元米国コネチカット大学病理学助教授、セント・エリザベス病院 (ボストン)
筋ジストロフィー主任研究員、ドライ・アイ眼科研究所生化学顧問、元米国漢方研究所所長、現米国中医薬研究所所長。
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| 危険な流行性感冒薬 |
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Q : 日本でタミフル(Tamiflu)を服用した患者が死亡したケースが報道されています。アメリカもタミフルの危険性がテレビや新聞で取り沙汰されていますが、米国食品医薬品局 (FDA) の具体的な報告はあるのでしょうか。また、タミフルの副作用による死亡者は子供が主でしょうか。流行性感冒の漢方療法がありましたら、お教え下さい。
A : 2007年11月23日にFDAは、タミフルと別の流行性感冒薬リレンザ(Relenza)を服用した児童に、よく精神錯乱、幻覚などの精神異常の症状が報告されているので、薬のラベルと注意書きに「服用した場合、精神異常を起こす副作用がある」という但し書きを付するようにと、製造元の製薬会社に要求しました。タミフルとリレンザの副作用による精神異常行為を起こしたケースは、日本とアメリカを含めて幾百人もあると報告されています。
FDAは2005年からタミフルまたはリレンザを服用した児童に、幻覚・精神錯乱とひきつけの副作用がよく起こっているという報告を受けているので、2005年からこの2つの流行性感冒薬の安全性について検討しています。
21歳以下の患者で、タミフル服用による死亡者は日本とアメリカを合せて25人を数え、「自殺らしき行為」によって死亡したのが5人と報告されています。リレンザもタミフルと同じような副作用があるとFDAは警告しています。この2つの感冒薬の副作用による被害者は主に21歳以下の者たちですが、21歳以上の大人にも起こるので、この2つの感冒薬を使用しないほうが無難です。
この2つの感冒薬に加えて、市販の風邪薬による子供たちの被害が最近頻繁に報道されているので、風邪や感冒には2000余年も使用されている葛根湯、小青竜湯、黄連解毒湯を服用した方が安全です。尚、免疫増強効果のある霊芝人参黄耆湯を日頃から服用していると風邪や感冒にかからなくなります。
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(2008年1月1日号掲載)
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