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金澤 信二郎
東洋医学修士(MTOM)
全米及びカリフォルニア鍼灸師免許取得。日本における経路治療の第一人者である首藤傳明先生に師事。和漢薬学会員。北米東洋医学会々員。東京教育大(現・筑波大)哲学科卒。現在、カフォルニア州のリッジクレスト(Ridgecrest) で夫婦で鍼灸漢方に従事。
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| 免疫力を高める食事 (2) |
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前回に引き続いて『安保徹の食べる免疫力』(世界文化社・2005)から今回はレシピを紹介します。
脳の血行を良くする玄米食
安保先生は54 歳になって食習慣を大きく変えたそうです。「友達から玄米を頂いたんです。食べてみたら、これがおいしい」。白米から玄米へ…
それだけのことなのに「効果は劇的だった」と安保先生は振り返ります。「腸の働きが活発になり、それに伴って血行も促進されたんだね。1
週間も経たないうちに体がポカポカと温かくなり、便も太くてしっかりしたものが毎日出るようになった。顔色がよくなって、肌もツルツルに。冬になると手が
カサカサになっていたのに、玄米にしてからはそれがない。びっくりしたのはストーリー性のあるカラーの夢を見るようになったこと。一緒に玄米食を始めた家
内も同じことを言う。脳の血行までよくなったんだね」
玄米は本当においしいか?
日本人の大多数は玄米と聞いただけで拒否反応を示すでしょう。日本人が斯(か)
くの如く白米にコダワルようになったのは、明治時代にお米屋さんがそれまで酒造り用だった、磨いて表面のたんぱく質を除いて高炭水化物化した精米を「一等
米」として売り出した時から ̶̶ という説があります。
我々は高級品に弱いんですね。玄米嫌いは言わば食ワズ嫌イで、誰もが硬くてボロボロしてマズイと言います。でも、今では電気釜でさえおいしい玄米が炊ける
ものが売られていますし、圧力ガマを使えば日本人好みの粘り気のある、柔らかいご飯も炊けます。しかも、圧力ガマで炊けば消化もよく、50
回噛む必要もありません。よく料理の本は「玄米は洗って一晩水に漬ける」などとあって面倒なのですが、圧力釜なら無視しても十分おいしいものが炊けます。
玄米は何度も洗う必要はないし(元祖無洗米!)、圧力ガマで炊く水の分量はお米の30%増し、時間は20
分以内、精米とほぼ同じです。ただ、お米の表皮は外部の影響を受けやすいので、ぜひ無農薬、オーガニック米を使って下さい。圧力ガマを手に入れたい方は
www.t-fal.co.jp などがあります。
安保流1 日3食のコツ
先ず、朝食は体と脳を目覚ませて1 日の活力の元になる
と言っても忙しいので、常備のおかずを主体に、お昼は質、量とも充実したボリュームのあるものに、夕食は朝昼で欠けた栄養にお楽しみ要素をプラスというの
が安保流の1 日の献立の基本プランです。もちろん、お昼はお弁当です。第2 章が「免疫力アップが実感できる1
週間献立」です。月曜日の献立を紹介しましょう。
月曜日
- 朝:「なすといんげんの煮物、まいたけとねぎの味噌汁、玄米ごはん」煮物はミリンと醤油味です。
- 昼:「小松菜と豆腐とあさりの炒め物、トマトの酢味噌あえ、玄米ごはん」炒め物はゴマ油と酒、醤油に砂糖。
- 夕:「さわらの塩焼き、ブロッコリーの煮浸し、きざみ昆布の生姜醤油あえ、かぶとにんじんの味噌汁、玄米ごはん」ブロッコリーは醤油味です。
安保流、食事作りを続けるコツ
- 自分の体の声を聞く
- 無理せず、こだわらず
- いろいろなものを食べる
- 塩分とその他のミネラル「やる気を出したい時は塩分を摂る。
塩分は交感神経を刺激する代表ミネラル。リラックスしたい時は、副交感神経を働かせるマグネシウムやカリウムなどのミネラルを摂る」
私も食生活を大きく変えるようになったのは50 歳を過ぎてからです。それまで欧米の食生活に影響されて洋食主体でしたが、友人に「日本人の健康的な食習慣を捨てるとは、シェイム・オン・ユー」と言金澤信二郎 われて「ああそうか」と反省した次第です。
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(2006年12月16日号掲載)
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