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2007年12月1日
 
2人乗り自転車で10万キロ
愛媛の夫婦、88か国

 
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2人乗り自転車で88か国を走破した宇都宮一成さん・トモ子さん夫妻=2006年10月、チベット(宇都宮一成さん提供)
2人乗り自転車で灼熱の砂漠から白銀を頂く山々までー。

愛媛県西予市宇和町の宇都宮一成さん(39)とトモ子さん(40)夫婦が、約10年かけて世界88か国、10万キロ以上を走破し、このほど帰国した。

きっかけは15年前、ニュージーランドで世界1周中の米国人夫婦に出会ったこと。「僕らも一緒に世界を回りたい」。

4年間のメーカー勤務で資金をため、1997年6月、アラスカを起点に北米縦断の旅を始めた。

前後にサドルが付いた自転車で、日中はペダルを踏み、日が沈むとテントで休む毎日。

4回の一時帰国を挟みながら、北極圏から南米最南端のホーン岬近くまで、総延長約105,800キロを走り抜いた。

アフリカの砂漠地帯やヒマラヤ山脈、アルプス山脈も越えた。交換したタイヤは約60本。

最初の自転車は途中で動かなくなり、新品に乗り換えた。

運動が大の苦手だったトモ子さんも「いつの間にか旅が日常になっていた」と話す。

治安の悪い地域で銃を携えた集団とすれ違ったり、反政府組織の支配地域と知らずに野宿したことも。

「今思うと危機一髪の場面もあった」と一成さん。

だが「世界が身近に感じられた。いつかまた旅に出たい」と次の挑戦に夢を膨らませている。

 
(共同通信)