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マイケル・ムーア
米国カリフォルニア州弁護士
University of California Santa Barbara、Santa Barbara College of Law 卒業後、マイケル・E・ムーア法律事務所を設立。
日本滋賀県庁にて3 年間勤務。
日本語、生活習慣、商業上の習慣に精通。
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カリフォルニア州での離婚 その3 |
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カリフォルニア州での離婚・第2 回の先月は、嘆願書提出後に起こり得ること、そして共同財産の分配についてお話し致しました。今月の最終回では、配偶者扶養費、養育費、子供監護権・訪問権等に関してお伝えします。
“Spousal Support(配偶者扶養費)”とは何ですか? それは“Alimony(扶助料)”と同じものですか?
配偶者扶養費はカリフォルニア州での扶助料の呼び名です。配偶者扶養費は離婚が申請された後、どちらか一方の離婚当事者がもう一方の離婚当事者を経済的に
助けるために支払われる金銭のことをいいます。配偶者扶養費を受ける権利を有する期間が限定されている場合、裁判官は多数の要因について検討します。検討
される要因に含まれるものとして、結婚生活の間の生活水準、結婚生活の期間、年齢、健康状態、収入能力、そして個々の離婚当事者の職歴などがあります。
誰が子供の養育費を支払うのですか?
離婚両当事者には個々の子供が18
歳になるまで扶養する責任があります。離婚当事者の一方が相手に支払うべき子供の養育費の額は、カリフォルニア州で定められているガイドラインにより設定
されます。重要な要因としては、個々の親の平均的な子供と過ごす時間や収入が検討されます。
子供の監護権や訪問権の嘆願を承諾するのにあたり、裁判官にはどのような選択肢がありますか?
裁判官は離婚当事者のどちらか一方、または両者、いくつかのケースにおいて、子供にとって最も適当と判断される他の成人に子供の監護権を与えなければいけ
ません。検討される要因は、子供の健康、安全、福祉や親の虐待などです。連帯監護権においては、子供の健康、教育、福祉に対する重要な決定はその両親が同
等の権利と責任を持ちます。その決定には子供の学校を選ぶことや子供の歯を矯正するかどうかということも含まれます。
- 個人監護権。一方の親のみが子供の健康、教育、福祉に対する重要な決定をする権利があります。
- 連帯居住監護権。子供は定期的に個々の親と生活を共にします。これは子供が均等の時間を個々の親と過ごすことを意味 するものではありません。
- 個人居住監護権。子供はどちらか一方の親と生活します。もう一方の親には子供の訪問権が与えられます。
養育保護や訪問に関する裁判所の命令はどのように実行することができますか?
裁判所の命令を実行するにはいくつかの方法があります。裁判所の命令が証明された命令書のコピーを持っている場合は法執行機関が手助けをしてくれます。さ
らに、子供の居場所が分からない場合、管轄の検察官の助力を求めることができるでしょう。また、裁判所の命令を破った一方の当事者に対し、法廷侮辱罪によ
る訴えを起こすこともできます。しかし、離婚当事者の一方が裁判所の命令に従う意思がなく、上記の方法が適当とは思われない場合は弁護士に相談するとよい
でしょう。
弁護士に代理を依頼すべきですか?
財産分配の和解と扶養費に関する論争は複雑を極めることも多いでしょう。例えば、弁護士は依頼人の所有財産のうち、どれが共同財産か個別財産かを決定する
手助けをします。また、弁護士は裁判所がどのように財産を分配するかについての説明をしたり、財産の和解を書面にするための手助けをしたりもします。そし
て、子供に関しての義務と権利についても説明します。
弁護士は依頼人が予期できない問題に遭遇した際にも、その対処法を助言したり、また、配偶者が和解金を支払う前に自己破産を申請した際にも最善策を提案し
たりします。さらに、弁護士は配偶者扶養費や子供の養育費が関連している場合、どの位の金額を支払ったり受け取ったりできるかについても助言します。
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※注意:この記事は参考として一般的な概要を皆様にお伝えすることを目的としたものであり、個々のケースに対する法律のアドバイスではありません。当コー
ナーでは読者の皆様からの質問事項を受け付けています。分野は移民法を除くカリフォルニア州の法律全般で、お寄せ頂いたご質問に対しての回答を随時当コー
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(2006年12月1日号掲載)
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