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Q 失効日が明記されていないグリーンカードを持っています。今後、そのカードが無効になるという噂を聞きました。アドバイスをお願いします。
A 1989
年8月、移民局は10年間有効の永住権(グリーンカード)の発行を開始しました。それ以前、1979年から1989年8月までの間は失効日の無いグリーン
カード(以降「無期限カード」)が発行され、その後、この「無期限カード」は10年間のみ有効となり、段階的に更新手続きをしなければならなくなっていま
す。
そして、移民局は2007年8月22 日、これら「無期限カード」に関する改正案を発表し、今後120日間の申し込み期間を設け、10年間有効の永住権への切り替え手続きを義務付けています。
永住権保持者がグリーンカードの更新を10年に一度行うことにより、永住者の情報をアップデートすることがその目的です。
改正案によれば、120日の申し込み期間終了後、申込み総数によって処理に要する期間を割り出し、それを猶予期間として「無期限カード」が失効する期日を設定し、それ以降、「無期限カード」はグリーンカードとして無効にするようです。
「無期限カード」を廃止して10年期限にすることによって、顔写真の更新を行うばかりでなく、10年ごとに永住者の経歴を調べることができるようになります。更新手続きにより犯罪歴が発覚し、強制送還の対象になるケースも出てくるかもしれません。
Q カードを更新した方がいいでしょうか。
A こ
れらの法案は最終決定されているわけではなく、今後、却下または内容が変更される可能性もあります。移民局の予測では無期限カードの保持者は約75万人に
上るということです。手続きを怠る人が出るとしても、僅か4か月の間にこれだけの人からグリーンカード申し込みが殺到した場合、それぞれの申込者はFBI
のセキュリティーチェックを受けますので、処理が遅れる可能性が非常に高くなります。
現
在でも、永住権や市民権申し込みに関連するFBIのセキュリティーチェックで30万人以上の申込者に関して遅れが生じており、そのうち3万人についてはセ
キュリティーチェックに33か月以上もの時間がかかっています。ですから、永住権喪失に至るような犯罪歴がなければ、今のうちに申し込んでおいたほうがよ
いと思われます。
Q 日本に里帰りする予定です。カードが届く前に出国できますか?
A 10
年用カードの更新手続きでは、カードが発行されるまでに約4か月を要しています。その間にアメリカ出国が必要な場合は、移民局公式サイト
(www.uscis.gov)からINFOPASSのリンクをクリックして移民局窓口の予約を取り、パスポートに永住民のスタンプ(永住民用仮スタン
プ)を押してもらってください。このスタンプがあれば、グリーンカードに代わる永住民の証拠として使えますので、出入国に支障ありません。但し、スタンプ
にも期限が付いていますので、新しいカードが期限内に届かない場合は、再度INFOPASSで予約を取ってスタンプを延長してもらう必要があります。
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