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私たちは、行ったことのない場所へ向かう時は地図を使います。
また、最近では、コンピュータのマップ機能を使えば目的地への行き方を簡単に1枚の紙に印刷でき、それを片手に運転を始めることができます。
皆様の人生にとって、目的地とは何でしょうか。
30歳:初めての出産、40歳:管理職昇進、50歳:子供が大学を卒業、60歳:定年…と人生にはいろいろな節目があります。
時に、それは計画通りだったり、全く計画してなかったりしますが、仕事を持っている者にいずれ訪れる節目はリタイヤです。
皆さん、漠然とでも、何歳でお仕事をお辞めになり、リタイヤされるかの目標、もしくは夢はお持ちですか。
そこへたどり着くためのロードマップはお持ちですか。
実は、このロードマップが一言でいうとファイナンシャルプランなのです。
リタイヤ
理想的なリタイヤは、ある日「もうそろそろ、仕事をしているのにも飽きたから辞めて、趣味でもして余生を過ごそう」とリタイヤメントライフに入られる方だ思います。
ファイナンシャルプランナーとしては、1人でも多くの方が、このようなお気持ちでリタイヤされることを切望しております。
しかしながら、加齢に伴い、病気をする確率も高くなり、健康上の理由から、また様々な理由から雇用がないということで、リタイヤを余儀なくされる方もたくさんいらっしゃるのが現状です。
人間の寿命が長くなり、日本人の場合は100歳まで生きてもそれほど珍しい時代ではなくなりました。
アメリカで、一般的に退職年金制度にあるお金 (401KやIRA等) を使うときに10%のIRSへのペナルティがかからなくなる年齢は59.5歳ですが、59.5歳でリタイヤし、100歳まで生きたとしたら、40年あまりも仕事からの収入なしでご自身、もしくはご自身と配偶者の方をサポートできる年金収入と資産が必要です。
また、アメリカでは高齢者の医療費、薬代は月1人数百ドル以上が一般的です。
住宅ローンや子供の学費は払い終わっていても、今度は医療費、また、時に介護費に支出が移行していきます。
特に気をつけていただきたいのが、59.5歳でリタイヤすると65歳のMedicare健康保険が使えるまでには個人健康保険に入らなければならず、その年齢での個人健康保険は高額となり、また、持病があると加入できない場合もあるのが現状です。
物価を考慮
リタイヤのために将来の必要な収入がいくらなのかを算出するためには、インフレ (物価上昇率) は絶対に無視できません。
ガソリン代も1ドルだった頃もありましたが、今では3ドル以上となり、サンディエゴのスーパーではパン1斤が4ドルする時代となりました。
これが、あと20年、30年後にはいくらになるのでしょうか。
今、60歳で月3,000ドルで生活できても、30年後には3,000ドルでは同じ生活レベルは保てません。
それに対応するには、リタイヤ後に発生するだろう、現在とは違うタイプの支出や、インフレを加味したキャッシュフロー計算により、いくら必要かを算出し、早いうちから準備することです。
これもファイナンシャルプランニングの一部です。
ファイナンシャルプラン
ファイナンシャルプランを作成することにより、現状をしっかりと把握することができます。
ご夫婦でも、お2人の財政をご存知ない場合や、お仕事、家事、お子様の教育が忙しすぎて考える時間がない場合などは、ファイナンシャルプランを作成することにより現状を見つめ、ご夫婦もしくはご家族一丸となって目標を明確にする機会ともなります。
そして、キャッシュフロー分析により、現行では将来どうなるかを算出して、目標達成にどのような方向転換が必要かを提案いたします。
分かっているつもりになっていても、書面で出てくると思っていたのと違う場合もございます。
書面化されたファイナンシャルプランは、人生のロードマップです。
早いうちに夢の実現のためには方向修正が必要かどうかを検討し、必要であれば改善案を実行することお薦めいたします。
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