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回線の種類
インターネットに接続するためには、ISP (インターネット・サービス・プロバイダ:通称プロバイダ) と呼ばれるインターネット接続を提供する会社と回線をつなぐ必要があります。
一般的に、回線の種類には「電話回線」「DSL回線」「ケーブル回線」などがあり、
データの転送速度(bps)がそれぞれ異なります。
「電話回線」などの転送速度が遅い通信をナローバンド(narrowband)といい、768Kbps 以上*の「DSL回線」「ケーブル回線」などの通信をブロードバンド(broadband=広帯域ネットワーク)といいます。データの通る道が広く、より多くのデータを短時間で送ることが可能になると、動画のインターネット放送を観ることもできます。
家庭でのインターネット接続は、現在、DSL回線」「ケーブル回線」などのブロードバンド通信が主流となっています。10年前と比べて、ビデオ観覧、画像観覧などがメジャーとなった現在、電話回線は理想的な接続方法とはいえません。
尚、コンピュータとインターネット回線を接続するには、モデムといわれる変復調装置が必要です。
電話回線
電話用のアナログ回線を使い、電話モデムを通じてプロバイダへ接続します。
アナログ電話回線の場合、モデムが起動すると「ピーガー…」と音がすることがありますが、これは、アナログの音声データをデジタルデータに変換しているからです。
AOL、EarthLink、NetZeroなど、プロバイダへモデムを介して電話をかけるよう接続するため、使った時間に比例して電話代がかかります。電話回線仕様によるスピードは現在の56Kbpsが主流となっていますが、データの転送速度が遅いのが難点です。
現在販売されているほとんどのパソコンには、アナログモデムが内蔵されていますが、今後は、ADSLの普及により、アナログモデム内蔵のパソコンが減少すると予測されます。
DSL回線
DSL (Digital Subscriber Line) は電話局の既存のアナログ回線を使って、高速のデータ伝送を実現する技術です。「ADSLモデム」を介して、通常の音声が使う周波数とは違う高周波数帯域を使用することで、音声通信とデータ通信を同時に使用することができます。
ADSL、IDSL、SDSL、HDSL、VDSLなどさまざまな種類があります。アメリカでは1997年よりサービスが開始され、代表的なプロバイダーとしては、AT&Tなどが挙げられます。
現在ご使用されている電話会社 (AT&Tなど) に連絡して、追加サービスとして申し込みすることができます。
ケーブル回線
CATV (ケーブルテレビ)用として敷設されたケーブル網を利用して、データ通信を行ないます。テレビ放送で使っていない空きチャンネルを使って、高速なデータ通信を実現しています。
CATV用の回線を分配器でテレビ放送用とデータ通信用の2つに分け、データ通信側にケーブルモデムと呼ばれる装置を接続します。ケーブルモデムにはEthernetのポートが付いているので、家庭側のPCをEthernetで直接接続できます。
ケーブルモデムには未だ決まった標準規格がなく、各メーカーごとに異なる仕様となっていますが、一般的には下り (局から家庭) で最大30Mbps程度、上り (家庭から局) で最大1Mbps程度の転送速度を持ちます。
上りと下りで速度が異なるのは、Internet側から家庭側へ送られる情報の方が多いからです。但し、通常CATVでは1本の同軸ケーブルを数百世帯で共有しているため、全員が同時にInternetへアクセスを行なうと実質的な転送速度はこれよりもかなり低くなる可能性があります。
すでにケーブルテレビ (Time Warner、COX他) に加入されている方は、追加サービスとしてケーブルインターネットサービスに申し込みができます。
インターネットの接続サービスは、金額に応じた回線スピードを選択できます。その際、その用途によりお選びいただくことが大切です。
また、最近ではワイアレスモデムなども選択できます。サービス加入時に頭を悩ますことがありましたら、ご一報ください。用途にあったサービスのご紹介をいたします。
*2008年3月19日、FCC連邦通信委員会はブロードバンドの転送速度の定義を768Kbps 以上と改正しました。
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